お知らせ

お知らせがあるとここに表示されます

コメント

コメントがあるとここに表示されます

編集部からの連絡

編集部からの連絡があるとここに表示されます

水加減は手はかり!はじめちょろちょろ土なべでたいたつやつやごはん!

水加減は手はかり!はじめちょろちょろ土なべでたいたつやつやごはん!
投稿日: 2023年1月23日 更新日: 2023年1月23日
閲覧数: 1,302
4 この人たちがステキしました
ステキをしている人
author
本の世界から観る史跡巡りが好きで古都にも足を運びます。春夏秋冬いつ...
土なべで炊いたご飯というと、とても美味しいものですが
ちょっと難しそうと思われがちです。
でも実は、日本人ならではの「長年の勘!」で出来ちゃいますよ。
例えばご飯を炊く時に水を測らないで炊いていた時代、
手のひらをあてて水に指先が隠れるくらい、手のひらが半分水に浸かるくらいと、教わったと思いますよ。
(学生時代にも教授も自ら手を浸して測っていましたよ(^O^))

水加減はOK!として、次にご飯の炊き方だと思うんですよ。

便利な炊飯器が使えなくなったら、どうしますか?
もし、震災などで自分の分でさえコンビニでも買えない!
お米はある!では炊いてみようとなりますよね。

是非、このことばを覚えておくと良いですよ。
「初めチョロチョロ、中パッパ、赤子泣いてもふた取るな」

よく洗ったお米は、
お米を水に浸ししっかりと芯まで吸水させておきますね。
これを今度は先ほどの言葉の通りに炊いていきますよ。
沸騰するまで初めは弱火で、次に強火で、だいたい10分ほどで沸騰します。
沸騰したら弱火で15分炊きます。
弱火にしても中は高温に保たれますよ。
強火で5秒水気を飛ばし、土なべ内をさらに高温にします。
火を止め10分ぐらい蒸らします。
蒸らすことで芯までふっくら炊き上がります。

宜しかったら、
下記をご参照ください。

材料

  • :2cup

お米を洗い、土なべに手のひらをあてて、手のひらが半分くらいまで水を入れます。
浸した後にすぐに炊きたいので、土なべに移します。
30分浸します。

ではことわざみたいな言葉にあてはめて炊いていきます。
初めはちょろちょろは弱火なんですが、
土なべなので弱火は向きませんので中火で炊きます。
10分を目安にして下さい。
(はじめちょろちょろは釜で炊く場合で、ムラをなくすためだそうですよ)
中パッパは中頃になったら火を強くしてという意味ですよ。

蒸気がぶくぶく、グラグラ音がしてきたら、
これが、赤子ないてもふたとるなの状態を意味して、
つまり赤ちゃんが泣いていても途中でふたを取ってはいけませんよ。
どんなことがあってもふたを取ってはいけないという意味だそうです。

弱火にして、15分ぐらいを目安にします。
その後、ほんの数秒強火にして土なべ内の水気を拭きとばします。

火を止めて、そのまま蒸らします。
火を止めたら10分ほど蒸らすことでご飯が柔らかく仕上がりますが、ここでふたを開けると圧力や必要な水分まで飛んでしまい、ツヤのある美味しいご飯が炊けませんよということらしいです。
ここまでがふたとるな!ですよ。

10分ぐらい蒸らしましたら、
ふたを取ります。
(ようやく、ふたとるな!が解除です)

昔の方は、きっと試行錯誤しながらご飯炊きを完成させたと思うんですが、これが現代まで語り継がれるとは!スゴイことだと思います。

ところで、
カニの穴が見えますか?!
土なべで炊くご飯は毎回同じではありませんが、
ふっくら、ツヤツヤで美味しいですよ。

焦げつきもなく炊けますよ。

今回は朝早く台所もよく温まっていない
換気扇もガンガン回って気圧も低い所で
炊いていたので、いつもより時間はかかりましたよ。
ご飯が出来上がるまで38分でした。

お米を測って、洗って、浸して出来上がるまで1時間8分かかりました。

完食です。
ご飯粒がありましたが、ちゃんと、たいらげましたよ。

何でもお米という字は、
「八十八」という文字からつくられたといわれています。
お米ができるまでには88回もの手間がかかる、という意味だそうです。
感謝してありがたくいただいております。

コツ・ポイント

もし、電気が止まり、鍋でご飯を炊かなくてはならなくなってしまった場合
基本は一緒です。
是非!日本人はご飯が大好きです。
ご飯の炊き方を覚えておくと、損はないと思いますよ。

震災の時は、土なべ以外でも、比較的底の厚い鍋を使ってカセットコンロで炊いていた時もありましたよ。
是非!覚えて欲しいと思って、投稿致しました。

ジブリの食卓となりのトトロのレシピ本は
愛情たっぷりで、作ってみたくなるレシピばかりです。

特に、土なべで炊いたつやつやごはんは
ご飯ってこんなに美味しいんだと
再認識すると思いますよ。



SNSでシェア
詳しく見る


関連するキーワード