まっすぐに伸びた茎の上部に広くひろがる漏斗形の美しい花が次々と咲きます。
華やかな花とピンとした剣状の葉は豪華な雰囲気を作り出し、園芸品種は形、咲き方、大きさもさまざまで、花色も緑から黒に近いものまであらゆる色があります。
グラジオラスには春咲きと夏咲きがあり、春咲きは茎や葉が細く小ぶりで清楚で繊細な雰囲気があり原種系とともに人気があります。
夏咲きは草丈が高く花穂も雄大で、1茎に10輪以上の花をつけることもあります。
春咲きグラジオラスは前年の9月頃に球根を植え付け、開花時期は3〜5月で、ゴールデンウイークの5月上旬に見頃を迎えます。
夏咲きのグラジオラスは同年の3月〜6月に球根を植え付けるとおよそ3ヶ月で花が咲くため、6〜10月と長い間花を楽しむことができます。
「密会」「思い出」「忍び逢い」。
赤「用心深い」。
ピンク「ひたむきな愛」。
紫「情熱的な恋」。
前年の秋には春咲き球根、早春には初夏に咲く球根が出回り始めます。球根のよしあしが開花の状態に直結するので、発根部がへこんでいない新しい球根を選んでください。
春咲きと夏咲きどちらも風通しと日当たりのよい場所に植え、養分豊富な土をよく耕すことがポイントです。乾燥に強く過湿を嫌うため、土の表面が乾いてからたっぷり水やりをしましょう。
連作障害が出やすいため、花後に球根を掘り上げて別の場所に植えかえましょう。花後2ヶ月を目安に葉が緑色のうちに掘り上げると子球が取れ、風通しのよい日陰で乾燥させてからメッシュ袋などに入れて暗い場所で保存してください。
小さい子球は1年目に葉を育て、2年目に花をつけます。
グラジオラスは連作障害が出やすいので、花後に球根を掘り上げて別の場所に植えかえるようにしましょう。
花後2ヵ月を目安に、葉が緑色のうちに掘り上げると、球根の脇に付いている子球と呼ばれる小さい球根が取れます。
首腐病、フザリウム腐敗病に注意し、水はけをよくして葉に水を直接かけないこともポイントです。
前半(育て方の部分)は先ほどと同じ内容ですね。後半の小ネタ部分を4行にまとめます。
かつてヨーロッパでは恋人たちの暗号として使われていたグラジオラス。フェンシングの剣のように細長くピンと張っていることから「戦いの準備ができた」という危険な言い伝えもあります。
フランスでのグラジオラスの意味は「忘却」で、ナポレオン戦争や大革命などがあったことから辛い過去を忘れようとこの花言葉がつけられたのかもしれません。
花期の長いことも理由の一つですが、こういった時代背景も由来となっています。
明治時代に日本に渡ってきたグラジオラスはアヤメやショウブに似ていることから、トウショウブやオランダアヤメと呼ばれていました。
暖地の場合は数年は植えっぱなしでも花を咲かせますが、連作障害が出やすいので気をつけましょう。
必ず球根をしっかり掘り上げるか、数年に一度は植え替えなどの対策を行ってください。
連作障害にだけ注意しておけば育てやすい花なので、花色も形も豊富で美しいグラジオラスをぜひ挑戦してみてください。
【もっと詳しく知りたい方】
ページ下部「記事の出典:古代ギリシア・ローマ時代から愛されてきた花「グラジオラス/gladiolus」」をご覧ください。
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