小さなブドウのような濃い青い花に白い縁取りの「アルメニアカム」が代表的な品種です。
八重咲きの「ブルースパイク」、細葉で花数の少ない「ボトリオイデス」、2色咲きの「ラティフォリウム」、別名「フェザーヒヤシンス」とも呼ばれる「コモスム“プルモスム”」など約40種類ものムスカリがあり、矮性種など園芸用に品種改良されたものも多く出回っています。
1球から花茎が2〜3本伸び、長い間花を楽しめるのが特徴です。
群植させる場合は同種類のものを密植するとまとまりがよくなり、チューリップとの寄せ植えもおすすめです。
ムスカリを植える時期は10月中旬〜12月です。
年内に植え付けができれば、翌年の3月中旬から5月まで花を楽しむことができます。
早く植え付けると、カビが発生して球根が傷んだり、葉だけが伸びてしまったりするので、11月上旬〜中旬頃に植えるのをおすすめします。
遅めに植えると花がコンパクトに咲き、葉も5〜6cmの長さに抑えることができます。
「失意」「悲観」。
球根はチューリップと同じ頃に出回るものを購入するのがポイントです。
日本の土の多くは酸性ですが、ムスカリはこの酸性の土を好みません。アルカリ分が多くマグネシウムを豊富に含む「苦土石灰」を水はけのよい土に撒いてから植え付けてください。
水耕栽培でも育てられるほど球根に栄養を蓄えているので、元肥を入れれば追肥は必要ありません。
日当たりを良くし、加湿にならないようにしてください。
糸状菌(カビ)によって引き起こされる「白絹病」に注意しましょう。
土表面や株元に白くて細い糸のようなものが現れ、症状が進むと株全体が枯れてしまいます。
白絹病菌は酸性土壌で発生しやすいため、苦土石灰を混ぜることで予防にもなり、水を与えすぎず表面が乾いているか確認してから水やりをしましょう。
基本的に病気に有効な薬剤はなく、病気になってしまった株は抜き取りましょう。
葉が黄色くなる6月頃に茎を付け根から切り取ってください。
葉と茎で光合成をして球根にエネルギーを蓄えるため、葉が枯れる前に切ってしまうと球根に十分なエネルギーが届かず、葉が枯れるまで待ちましょう。
花が咲き終わり種がつくと栄養が奪われるため、終わった花はすぐ摘み取りましょう。しっかり摘み取っていれば4〜5年は植え替え不要です。
長年植えっぱなしで球根が増えすぎ花つきが悪くなったら、葉が枯れた頃に掘り上げ、風通しのよい日陰で2〜3日乾燥させてから暗い場所で保存してください。
水耕栽培でも人気のムスカリですが、お庭で育て根を出したムスカリを水耕栽培にするのは難しいので注意しましょう。
土の中で育った根は水中に最適化されていません。
水耕栽培にチャレンジしたい方は根が出る前に行うのがポイントです!
【もっと詳しく知りたい方】
ページ下部「記事の出典:「ムスカリ(muscari/グレープヒヤシンス)」生命力の強い球根植物」をご覧ください。
コメント
全て既読にする
コメントがあるとここに表示されます