大雨が降ると川の水が逆流しないように水門が閉められます。
すると処理しきれなくなった雨水と生活用水が行き場を失います。
道路が水で覆われた状態、これが冠水です。
下水の蓋どうなっていますか?
水が噴き出ていたり、家の中でもぽこぽこと音が聞こえていたら、トイレを流したりお風呂に入ったり洗濯するのは危険です。
下水から水が逆流する可能性があります。
簡易トイレがある方はそちらをお使いください。
ない方は大きめのビニールを2枚と丸めた新聞紙を用意します。
便座を上げてビニール袋を広げ、便座をおろしてもう1枚のビニール袋を広げその中に丸めた新聞紙を入れます。これで簡易トイレの完成です。
使用後、ビニール袋を縛る前に重曹を入れてから縛るといいと思います。
家が水に浸かる事です。
床上浸水したら、家の中の消毒などをする必要が出てきます。畳などは業者さんを呼ぶ必要が出てきます。
片付けなどを行う前に写真を撮っておくといいでしょう(保険の関係です)
少し冠水した道路なら走行可能です。
冠水が30cmを超えてくると車での移動は危険です。エンジンが浸かってしまった場合は、水が引いた後エンジンをかける前に業者さんに電話をしましょう。
冠水した道路を歩くのは大変危険です。
傘や棒を白杖のようにして歩く必要が出てきます。雨水の蓋など外れている事が多く、落ちてしまう危険性があります。
避難は明るいうちに、冠水する前に。
隣近所の方に声を掛けて一緒に避難するのもいいでしょう。
そんな時にはいくら警報が鳴っていても避難は危険です。自宅の中でも高い場所に避難します。
砂や土や石や泥、木などがゴロゴロと転がっています。
皮膚の弱い方はかぶれてしまうこともあるので気を付けて下さい。掃除をする際はマスクをして肌も露出は避けた方がいいです。
掃除の後はお風呂に入り洗い流しましょう。
最近の雨は一気に降りいつ何処で災害が起こるかわかりません。
自分が経験しないと実感がないかもしれませんが、知らないと取り返しのつかない事になる可能性も。
災害時は何か行動を起こす前に調べてから行うといいですよ。
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