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臨書暦7カ月「弘法筆を選ばず」は、本当なのか・・・・

臨書暦7カ月「弘法筆を選ばず」は、本当なのか・・・・
投稿日: 2022年7月2日 更新日: 2022年7月3日
閲覧数: 294
4 この人たちがステキしました
ステキをしている人
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伊勢志摩出身。 フレンチ料理人& pâtissier 人と同じはイヤ、マイス...
電光石火のごとくstartした、臨書

朝食後30分、昼食後30分・・・・夕食後30分

俺こんなに毛筆好きだっけ??と思うくらい。。。

はまりきっています(笑)。MOW 小学生の時に、目ざめていたら間違いなく「書家」よ しょか

しょうか~ 知らんけど。。。

で、本題の「弘法筆を選ばず」は、本当なのか・・・

弘法大師のように書に優れている者なら筆の善し悪しは関係ないという意味。一般化して、技量が優れていれば道具に左右されないの意。達人の域に達すればどのような状況でも失敗しないの意。
これ・・・・一般的に理解されている解釈だと思います。
私も、60年以上・・・・そう思い続けていました。
バンドで音楽やってた頃、メンバーの持つていた1万円でお釣りの来るギターを
元ギタリストの人が弾いた事が有って「チキン肌」になったことが有ります。
このギターこんな音出るの・・・・的な。。。
ピアノでも、同じような体験をしたことが有ります。

腕があれば(技量)・・・・その道具に合わせて達人は、対応出来ると・・・

自分の不出来を道具のせいにする人に対しての・・・・皮肉った言葉だと理解していました。

が・・・しかし、実際には、弘法大師が筆を選んでいなかったのは、嘘だったのです。

彼は遣唐使として大陸に渡った際に、筆を作る工房で優れた筆の作り方を習っていますし、遺した書からも、逸品と呼ばれるような高級な筆を使っていたことがわかっています。

雑な作りの筆でも最高傑作が生み出せたのか、というと、そうではありませんでした。やはりいい作品を作るには、いい道具が必要なわけです。

使い物にならないようなガラクタを使って、最高級のものが生まれた!というのは、美談としてはステキですが、現実は、いいものを生み出すには、それなりの道具や技術が必要であります。

この事実を、知ってから・・・・・メルカリから、筆が届く、届く・・・・・
書家のインスタで、ガラスペンを見ると欲くなり、筆ペン、ボールペン、カラーペン、メタリックペン・・・・・・ざっと40本。。。
貴方、一度に1本しか持てないでしょ~
貴方自身もモテないでしょ~
みたいな。。。

でも、1つ分ったこと・・・・筆は、人間と同じってこと。。。
みんな1本1本癖があり、性格もあり、柔らかさも違い、しなやかさも違い
材質で書き味も全然違います。

人間だって・・・・根性ばかの奴も、とんがった奴も、にやけた奴も、まんがみたいな顔の奴も、歯に青のり付いとる奴おるでしょ・・・・それと同じ!!
同じ人間、同じ性格ぢゃ・・・・つまらないよね。。。

筆だって同じ。。。

毎朝、1本筆を選んで・・・・その子と、1日臨書します。
あかん子もおるけど、順番に手に取る様にしています。

あっ・・・・それから「弘法」の弘は・・・・あたいの名前なんだよ知ってた~

因みに・・・・臨床検査技師と「臨書」は、たぶん関係ないと思われます(笑)


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