空き箱で作ったとは思えないほど、ちゃんと画像を投影することができます!
もちろん、手作りなので既製品と比べると画質は劣りますが…(笑)それでも、プロジェクターがお家で子供と一緒に作れるってすごくないですか?
写真をご覧いただくと分かるように、プロジェクターの中枢を担うのはスマホ!スマホの画像を、虫眼鏡を通して拡大・投影する仕組みとなっています。
材料を揃えると写真のようになります。
★箱は、虫眼鏡が側面にはまるサイズの物を用意。
★ダンボール片は、箱の中に収まるサイズのものを2枚用意。
①箱の側面 (縦方向)に虫メガネを置いて、大体の位置を決める。
②虫メガネの外縁をペン等でなぞって、○を下書きする。
③カッターで、○を切り取る。
④虫メガネを穴にはめ込み、接着剤 (またはグルーガン)で接着する。
★箱のフタが虫メガネにあたって上手く閉まらない場合は、フタの接触部分を半円形にカットする。
箱の中に収めるスマホスタンドを作ります。
2枚の段ボールをT字型に接着するだけ!必要に応じて、接着部分をテープで補強。
★箱に収まるように、ダンボールの横幅や高さを調整して下さい。
虫メガネとスマホの距離を近づけたり離したりしてピントを合わせます。これが意外と難しい!根気強くピントの合う位置を探って下さい。
★虫メガネのクオリティによって、ピントの合う距離が変わってきます。我が家の場合は、箱の一番後ろにスマホを置いて、やっとピントが合いました。この場合はスマホスタンドは取り除いて使って下さい。
虫メガネを通して投影される画像は逆さまになります!なので、スマホの画像は必ず上下逆にしてセットして下さい。(画面ロック機能などを活用しましょう。)
★これ実は中学の理科で習う『凸レンズの原理』。教科書で解説を読むだけではいまいちピンと来なかったけれど、こうして実際に不思議な現象を目の当たりにすると俄然興味が湧いてきます!ぜひお子さんと一緒に体感してみて下さいね。
準備が整ったら、夜を待って、さっそく上映してみて下さい。壁に画像が映し出された瞬間、子供たちから歓声が!何の変哲もない空き箱がプロジェクターに変身するミラクルに、大人ですらもワクワクが止まりません。
画像の他に映像も投影できます!音声が必要な場合は、外付けのスピーカーを併用して下さい。手作りのおうちシネマを楽しんで♡
★スマホ画面の明るさをMAXに設定して下さい。
★写真では箱のフタを開けていますが、皆さんはフタを閉めて使って下さい。(部屋が暗すぎたので、あえてフタを開けて撮影しています。)
最後になりましたが、虫メガネが原因となる火災には十分ご注意ください!虫メガネは、日光の当たらない場所で保管することを心がけましょう。
雨の多い季節、お家で過ごす時間が増えました。大人と子供が一緒に楽しめるおうち遊びとして、「空き箱プロジェクター」を作ってみることに!
材料費もほぼかからず、科学の勉強にもなり、おうちで映画館気分を味わえるというオマケ付きで、とっても有意義な時間を過ごすことができました。^^
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