野菜には、ビタミン・ミネラル・食物繊維を豊富に含んでいる食材が多く、野菜を多く食べることで脳卒中や心臓病といった疾患リスクを軽減できるという研究結果が数多く存在します。
食物繊維は腸の調子を整えてくれるので、便通の改善や美肌作りも期待できるでしょう。
野菜は低脂肪・低エネルギーでありながら満足感を与えてくれるので、食べ過ぎ防止にも効果が期待できます。野菜に含まれるビタミンは、体内で炭水化物をエネルギーに変える手助けをしてくれるため、ダイエット中にもおすすめです。
このほか、カリウムを含んでいる野菜であれば、体内にある余分なナトリウム(塩分)を体外に排出してくれるので、血圧が気になる方にもおすすめです。
厚生労働省が提唱する健康づくりの指標『健康日本21』では、1日の野菜摂取量として350gを推奨しています。350gの内訳は、緑黄色野菜を120g以上、淡色野菜を230g以上とされています。
しかし、成人男女の野菜類平均摂取量は目標値に達しておらず、意識的に野菜を取り入れる工夫が必要です。
たとえば、スープにして煮込んだり、炒め物にしたりすれば、野菜のかさが減り、柔らかくなって食べやすくなるでしょう。生野菜のサラダで食べるときも、ヘルシーな調味料で味付けを変えれば、飽きずに食べ続けやすくなるはずです。
また、お肉やお魚を使った料理がメインであっても、付け合わせとして野菜がプラスできるようであれば、積極的に加えてみてください。炒め物や煮物に野菜を加えるときは、野菜から出る水分量を考えながら、味付けを調整するとおいしくいただけます。
野菜ジュースやサプリメントを活用するのもおすすめです。不足しがちな栄養素を手軽に摂取できるので、忙しい方や食事で十分に野菜を摂取できない方でも無理なく生活に取り入れることができるでしょう。
とくに、栄養素を身体中に運んでくれる酵素や、腸内環境を整えて身体の内側から健康をサポートしてくれる乳酸菌が含まれている商品なら、毎日の健康づくりの強い味方となってくれるでしょう。
今回は、野菜を食べることの大切さや目標摂取量、食生活に賢く取り入れるポイントをご紹介しました。
野菜摂取量の目標である350gは、日頃から意識的に摂取しないと届かないかもしれません。
しかし、調理方法を工夫したり、野菜ジュースやサプリメントを活用したりすることで、不足しがちな野菜を上手に摂取することも可能です。
今回ご紹介した情報も参考に、普段の生活に野菜の栄養を取り入れてみてはいかがでしょうか。
【美容ライター】 富永ゆう
キレイになれる情報を求めて日々情報収集を行い、そのネタを美容コラムとして発信中。併せて、30代になってから結婚した経験をもとに、恋愛に関する体験談も執筆している。
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