私たち人間の身体は、炭水化物を摂取すると、それを消化吸収して、ブドウ糖に変化させます。ブドウ糖は、脳をはじめとした身体全体の活動のエネルギー源になります。
通常は外部から炭水化物を摂取することで、ブドウ糖を確保するわけですが、人間の身体には、飢餓に備えて自らブドウ糖を作り出す機能があります。
その機能を持っているのが、肝臓です。肝臓はグリコーゲンという物質を分解することで、ブドウ糖を作り出します。これを「糖新生」と言います。
また、グリコーゲンは、アルコールを分解するという大事な役目も持っています!
お酒を飲んでアルコールを摂取すると、グリコーゲンは優先的にアルコールの分解にまわすので、肝臓が糖新生をしようとしても、グリコーゲンをすでに使いきってしまった状態で、ブドウ糖を作り出せなくなるわけです。
そこで脳は、体内のブドウ糖が不足すると慌ててしまいます。
ブドウ糖が足りない!このままだとエネルギー不足になってしまう!
「ラーメンでも何でもいいから、とにかく炭水化物を摂取して!」と指令を出します。
そのため、ついつい余計な炭水化物を食べたくなるのです。
お酒とのお付き合いに気をつけ、一度食生活から見直してみましょう!!
ラーメンや〆のご飯が欲しくなるのは、お酒を飲むことで不足となるブドウ糖を補おうと身体が欲してしまっていたんですね。
もちろん体質等も関係ありますが、お酒とはうまく付き合いながら体調管理を行っていきましょう!
コメント
全て既読にする
コメントがあるとここに表示されます