乾燥NGの衣類がある時にありがちなのがこの手順。
・まとめて全部「洗濯」コースで洗う。
↓
・終了したら乾燥NGの衣類だけ取り出す。
↓
・「乾燥」コースをスタートする。
これ、普通じゃない?って思いますよね。
でもこれだと何故か乾燥時間が延長してしまうんです。
乾燥時間が延長してしまうということは、その分電気代もかかります。
もったいないですよね。
では、どうして乾燥時間が延長してしまうのか?
そこには見落としがちな落とし穴が…
乾燥時間が延長してしまう原因は『脱水時間』の違いです。
「洗濯〜乾燥」コースは長めの脱水時間となっています。これは、衣類が乾きやすくなるよう、できるだけ水分を抜くためです。
一方、「洗濯」コースは衣類がシワシワにならないよう、ほどよく水分を残せる脱水時間となっています。
できるだけ水分を抜いた衣類なら、標準的な乾燥時間で終わりますが
水分を残した衣類だと、その分乾燥に時間がかかります。
事情がわかれば、なんだ、そういうことか〜と納得です。
でも、この『脱水』の違いって気づきにくいですよね。
私が気づいたのはドラム式にして数年後だったので、その間は知らぬまに損をしてた訳です(笑)
では、解決方法です。
ちょっとの手間で電気をムダに使わなくて済みます。
・まとめて全部「洗濯」コースで洗う。
↓
・終了したら乾燥NGの衣類だけ取り出す。
↓
・「洗濯〜乾燥」コースをスタートする。
↓
・一時停止して「洗い 0分」「すすぎ 0回」にする。
↓
・再スタート
これで「洗濯〜乾燥」コースの長時間脱水をしてから乾燥に進んでくれるので、乾燥時間がムダに延長することはなくなります。
1回目、乾燥NG衣類を「洗濯」だけして吊り干し。
2回目、乾燥OK衣類を「洗濯〜乾燥」にして乾燥。
この洗い方をしても電気代はさしてアップしません。
ドラム式の「洗濯」にかかる電気代は一回2円程度と、縦型洗濯機と大差ないので
「洗濯〜乾燥」の電気代に「洗濯」の電気代2円程度がプラスするだけです。
もちろん2回のお洗濯をするのでその分の水道代はかかります。
が、ドラム式2回分は縦型洗濯機の1回分程度です。
まとめて洗って後で取り出すか、最初から二つに分けて洗うかは臨機応変に、都合に合わせると良いと思います。
2006年からドラム式に変更。今は2台目。失敗しながら上手に使うコツを覚えてゆきました。
最近、乾燥NG衣類の洗い分けで「乾燥時間が延長してしまう」という不満を聞くことがあり、この節電方法を知らない人が多のでは?と思い、ドラム式の使い方のコツとして投稿してみました。
各ご家庭の節約にお役に立てると嬉しいです。
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