ロウバイは丈夫で、日本の気候にも適している樹木です。半日陰でも成長しますが、日当たりが悪いと花付きが悪くなることがあります。
移植(植替え)が難しいので、日当たりや水はけなど条件をあらかじめよく考えたうえで、植付けることをおすすめします。
ロウバイはその年に伸びた短い枝に花芽を付けるため、新梢が伸び出す前の花後すぐ、2月〜3月が剪定適期です。
勢いよく伸びた長い枝にはほとんど花が付かないので付け根から20cmほど残して切りつめ、交差枝や内向き枝も整理すると日当たりが改善し花付きがよくなります。
若木のうちは樹形が乱れやすいため小まめな剪定が必要ですが、樹形が決まれば年1回の手入れで管理できます。
枝葉が込み合ったときは落葉後に軽く剪定し、株の栄養を奪う「ひこばえ」も早めに根元から取り除きましょう
花付きをよくするには定期的な剪定に加えて施肥も大切です。
1月〜2月の寒肥に加え、成長期の5月〜6月、8月〜9月の年3回施しましょう。
肥料は窒素分の少ない緩効性のものを選び、根元から30cmほど離れた場所に深さ10cmほどの穴を掘って埋めるのが理想的です。
ロウバイは春に若い実を付け、6月頃に熟します。
名前に「梅」とありますが、これは花の香りや見た目、開花時期が梅に似ていることに由来し、実際はバラ科の梅とは別のロウバイ科に属するため、実の形も梅とは異なります。
花は乾燥させて漢方薬として利用される一方、実(種子)にはアルカロイド系の毒が含まれるため、誤って口にしないよう注意が必要です。。
ロウバイは「雪中四友」と呼ばれ、画題として好まれる冬の4種の花の一つとされています。
また、たいへんよい香りを放つことでも知られています。
切り花として花瓶に生ければ、お部屋でもロウバイの豊かな甘い香りが楽しめます。
花が落ちやすいので、落ちてしまったときは水を張ったガラス皿などに花だけ浮かべて飾るのもおすすめです。
適切なお手入れで、毎年、可愛らしい花と香りを楽しみましょう。
【もっと詳しく知りたい方】
ページ下部「記事の出典:ロウバイ(蝋梅)【冬空に香る庭木】」をご覧ください。
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