天板のベニヤもはがれ、行き場もなく倉庫にあったカウンター。お客様から廃棄の依頼を受けたものですが、持ち帰りリメイクしてサプライズプレゼントすることに。
汚れを取った後、ペンキでもいいのですが、塗料の付きをよくするためにプライマーを一度塗ります。
塗装面積が大きい場合は刷毛よりローラーを使った方がきれいに仕上がります。
タイル貼りをする時は、下地が重要になります。下地に浮きがある場合は、上からコンパネ(厚み15㎜以上)重ねて貼ることをお勧めします。
下地を調整した後、タイルボンドをへらで伸ばします。
あまり厚く塗りすぎると、タイル目地にボンドが入ってしまうので、薄くのばしていきます。
今回はシートになったモザイクタイルを貼りました。
タイルの小口がみえるので木枠を4方向にとりつけます。今回はボンドとサイドからのくぎ打ちで止めています。
タイルが接着したら、タイルの接着紙を濡らしてはがしていきます。
マスキングをした後、木枠を塗装します。
今回はプライマー+塗料の2度塗り。
目地を詰めたら、水で濡らして絞ったウエスでふき取っていきます。何度も繰り返していくうちに、タイルの表面の汚れが取れていきます。
養生テープをはがせば、お色直し完成!とってもきれいなタイルカウンターが出来上がりました。
好きな文字をステンシルすれば、さらに素敵なオリジナルカウンターに!
ペンキなので、ちょっと失敗しても後から小筆とペンキで修正できますよ。
家具をリメイクするのは、手間や時間がかかります。だからこそ、自分たちでリメイクするとオンリーワンのモノとなり、愛着がわき、空間にもなじみやすくなります。塗装やタイルを貼ったりすることで新たな家具に変身させちゃいましょう。
今回、廃棄するのをためらっておられたオーナー様。でも新しくリニューアルした空間には合わない。きっとみんなゴミにはしたくないけれど、どうすればいいのかわからない。材料はすべてホームセンターやネットショッピングで手に入るものばかりです。捨てる家具があったら、リメイクという方法でよみがえらせることも可能です。タイル貼りや目地詰めも多少失敗してもそれがまたいい味になりますよ。
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