飲酒と薄毛は何か関係があるの?アルコールが髪に与える影響について

飲酒と薄毛は何か関係があるの?アルコールが髪に与える影響について
投稿日: 2021年12月1日 更新日: 2021年12月1日
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「もしかして飲酒って薄毛を加速させる?」
「髪のためにお酒はやめたほうがいいの?」

お酒を飲むと薄毛になるのではないか、と心配な方も多いでしょう。

結論から言うと、アルコールを過剰に摂取すると薄毛のリスクが高まると言えます。

その理由は大きく分けて次の4つです。

・髪の成長に必要な栄養素がアルコールの分解に使われる
・薄毛の原因物質が増加する
・血行不良が起こる
・睡眠の質が低下する

順番に解説していきます。

髪の成長に必要な栄養素がアルコールの分解に使われる

アルコールは肝臓でアセトアルデヒドという物質に分解されますが、過剰な飲酒で分解が追いつかなくなるとアミノ酸が働きます。

髪の成長に欠かせない栄養素であるアミノ酸がアルコール分解のために多く消費されてしまえば、毛髪トラブルが起こってしまうことに。

二日酔いになるほどの過剰な飲酒はが髪の成長を阻害するため、控えるようにしましょう。

薄毛の原因物質が増加する

過剰な飲酒によりアセトアルデヒドが体内に残ってしまうと、男性ホルモンの一種であるジヒドロテストステロンが増加すると考えられています。

このジヒドロテストステロンは、ヘアサイクルを乱したり髪の毛を細くしたりする作用を持っている薄毛の原因物質です。

過剰な飲酒は薄毛の原因物質が増殖しやすくなる、ということも頭に入れておきましょう。

血行不良が起こる

アルコールには多くの糖質が含まれます。

おつまみに手が伸び、さらに糖質を摂取してしまうことも。

血液中の糖質が増えると血行不良をまねき、髪の成長に必要な酸素や栄養が届きにくくなるため注意が必要です。

睡眠の質が低下する

過剰な飲酒によって睡眠の質が低下すれば、睡眠中に分泌される「成長ホルモン」の分泌量が減少します。

成長ホルモンは髪と頭皮の修復・発毛を促すホルモンです。

成長ホルモンが分泌されればされるほど丈夫な髪が育ちますが、成長ホルモンが十分に分泌されないと健康な髪が育ちません。

睡眠の質は頭皮・髪の健康状態を左右するため、寝付けないほど飲酒するのはやめましょう。

コツ・ポイント

アルコールを過剰に摂取すると薄毛のリスクが高まります。

直接的な原因になることはありませんが、育毛の妨げになってしまうのですね。

「どうしてもお酒をやめられない」ということなら、「缶ビール1本まで」など肝臓に負担をかけない程度の飲酒を心がけましょう。

適度な飲酒ならストレス解消につながったり、心地よい眠りへ誘ったりプラスに働くこともあるため、アルコールとは上手に付き合っていきたいものです。


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