夕飯に作ったカレーを、つい一晩だけと常温保存していませんか?
カレーは、激しい体調不良を引き起こす「ウェルシュ菌」が発生しやすいんです。
この菌は20-50度前後で活発になり、一定の状態になると加熱しても死滅しないといわれる危険な菌!
シチューや野菜の煮物などでも発生する可能性があるそうなので、作ったおかずは必ず冷蔵庫で保存するようにしましょう。
※参考:一般財団法人 東京顕微鏡院
https://www.kenko-kenbi.or.jp/science-center/foods/topics-foods/5573.html
できたおかずを容器に入れて、冷蔵庫にしまう際にチェックしたいのが「フタ」。
フタが曇っていたり、水滴がついていないかチェックしましょう。
これらがフタについていると、余計な湿気がおかずに付着し、雑菌が繁殖しやすくなってしまうんです。
フタに水滴などがつかないくらいまで冷めてから、冷蔵庫にしまうようにしましょう。
おうちで作ったカレーも「冷凍」すれば、長持ちします。
しかしおうちカレーを安全に食べるためには、冷凍した場合でも、だいたい1週間を目安に食べきりましょう。
カレーは傷んでいるのが臭いや見た目でも判断しにくいので、特に注意が必要なんですね。
液体系のおかずを鍋などで温め直しする際は、「突沸」に注意しましょう。
これは鍋などの底に固まっていた具材などが、温められた影響で、突然、吹き出してくるようなことをいいます。
味噌汁などの液体系のおかずを温める場合には、まずは鍋の底の方からかき混ぜて、塊りなどがないようにしてから、温め直すようにしましょう。
作り置きおかずは、忙しい家事の味方になる存在ですが、保存の仕方を間違えると危険につながることがあります。
安全に食べられるよう、ポイントをおさえて上手に保存しましょう。
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