そもそも古民家とは、「築50年以上の伝統的な建築工法で建てられた木造建築の家」のことを指します。
日本には、その古民家が156万戸あり(総務省「平成25年住宅・土地統計調査」より)、そのうち約20万戸は空き家であると推測されています。
古民家には日本が誇る職人の技や、それぞれの地域の歴史が詰まっており、日本の宝と言えるでしょう。
そんな古民家は、うまく活用されずに解体されるケースも増えています。技術を持った職人が減少している今、少しでも多くの古民家を残していくことが、日本の課題とも言えるでしょう。
古民家には新築住宅にはない、なんとも言えない「味」があります。その情緒あふれる古民家の魅力を残しつつ、内装は綺麗に、そして自分の暮らしにフィットした間取りに変えて暮らすことが出来たら…そんな素敵なことはないですよね。
しかし、それは実現可能なのです!!
「おばあちゃんの家のような一軒家に住みたい!」との夢があったU様ご夫婦は、まさに「古民家リノベーション」でその夢を実現されました。
昔ながらの引き戸や縁側、格子など、まさに古き良き日本家屋の良さはそのままに、ご主人の趣味のバイク、そして猫ちゃん2匹との暮らしをうまく融合させてこんなに素敵なお家を作られました。
時の流れが生み出す、深い木の色合い。この家が、何だかいつも私たちを見守ってくれている。不思議とそんな気持ちにさせてくれます。これこそが、「古民家」の魅力と言えるでしょう。
懐かしくて、新しい。そんな住まいがこれからの新しいお家の形なのかもしれません。
リノベーションなら、間取りを変えることも可能です。
U様ご夫婦も、元々あった和室を玄関とひと続きの土間にして、旦那様の愛車専用スペースにされました。
「古民家」と「バイク」。こんなにも相性が良いとは、新しい発見です!
こちらは、猫ちゃんのために造作したキャットウォーク。
ペットとの理想の住まいも、リノベーションならこんな風に叶えることが出来ます。
「住まいに合わせた生活をする」のではなく、「生活に合わせた住まいをつくる」。これこそが本来の家づくりの姿であり、最高の贅沢ではないでしょうか。
今、世界中の人々が「サステナブルな社会の実現」に向けて様々な取り組みを行っています。
「サステナブルな社会」すなわち「持続可能な社会」とは、自然環境を壊さずに、地球と共に豊かに平和に暮らし続けていくこと。
何だか壮大で、自分とは遠い世界のことのように感じてしまいますが、少しだけ、意識を変えることで、もしかしたら何か出来ることがあるのかもしれません。
「サステナブルな社会の実現」を考えたときに、「新しいものをどんどん作る」のではなく、「今あるものを大切にする」という考えがとても大切です。
そうした考えのなかで、「中古住宅」を「リノベーション」するという選択は、使用する資材を減らし、既にある資源を活用するまさに「サステナブルな社会の住まい」と言えるでしょう。
世界の取り組みや日本が抱える問題を考えたとき、新しい住まいの形が見えてきます。
新しいものをどんどん生産し、消費する時代が終わりを迎え、地球にやさしい社会が求められています。
そんな時代の新しい住まいは、日本の歴史と技術を未来へつなげていく、「古民家リノベーション」がまさにピッタリなのではないでしょうか。
古民家リノベーションを実現させるには、経験や知識が豊富なリノベーション会社選びが重要です。
耐震補強やアフターフォローもしっかりと行ってくれるかどうかも確認しましょう♪
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