何万人のボランティアが全員いただくユニフォーム類。これらを一つずつ確認しながら手渡しするのもボランティアです。競技が始まる1ヶ月以上も前から毎日一人一人サイズを確認しながら渡してくれます。競技とは全く関係ない場所で、今もパラリンピックに向けて行われている仕事です。
毎日現場に着いたらチェックインします。その人がその日時にシフトに入っているかなどを確認します。その時に飲料水、消毒液、ボディーシートなどをいただくことができます。この仕事もボランティアの仕事です。
各競技場にはボランティアの休憩所があります。
ご飯を食べたり、ドリンクを飲んだり、涼をとったり、横になったり、24時間営業です。
ボランティア以外にも、セキュリティ担当の自衛隊の方々、警備員、たくさんの人が利用します。
一度に何百人が使える大きなスペースで、2、3席に一つアルコールティッシュが置かれています。
入口、出口、手洗い場所などには消毒液も置かれています。これらが常に欠けることがないように補充するのもボランティアの仕事です。
熱中症対策のため、明治さんから提供されているアイス、コカコーラさんから提供されているアクエリアス、さらにはボディシートがたくさん冷凍庫に並んでいます。
これらもボランティアの方が常に補充してくださっていました。
お弁当は毎日4種類用意されていて、選べるようになっていました。
このお弁当を1日中管理して配るのもボランティアです。
関係者しか立ち入れない場所の入り口に立ち、入ってくる人のID確認をする仕事。
休憩所に設けられたゴミ箱の分別を説明する仕事。
数えきれないほどのボランティアさんが働いていました。
ある活動日の夜10時頃、馬事公苑で働くボランティアの集合写真を撮りました。これも規制によりアップできないのですが、その日のその時間に働いていた人数は200人以上でした。馬術はテレビでほとんど放送されないマイナー競技と言われています。
メジャーな陸上競技などの会場には何人いたのでしょう。
TOKYO2020はもの凄い人数の人によって支えられている大会でした。
オリンピックという大きな大会に参加する経験だけではなく、いろいろと勉強になった2週間でした。
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