そのまま冷凍すると△ 栄養を損なわずに野菜を冷凍するコツ

そのまま冷凍すると△ 栄養を損なわずに野菜を冷凍するコツ
投稿日: 2021年8月19日 更新日: 2021年9月14日
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冷凍しても野菜の栄養はキープされるという知識は広がりつつありますが、

そのままでは、冷凍する過程で野菜の栄養分が落ちているかも?

野菜の上手な冷凍法を紹介します。

冷凍野菜の栄養は落ちやすい?

冷凍する過程で、野菜に含まれる水分が氷の結晶となり、野菜の細胞を壊してしまうと考えられています。

その壊れた細胞から、栄養分やおいしさが流れ出てしまうことがあるんです。

おすすめの対策:ブランチング

ブランチングとは、一般的に、食材を冷凍する前に下茹でなどの処理をすることをいいます。

これにより、野菜の細胞が柔らかくなるので、

生のまま冷凍する時よりも、栄養を損いにくくなるんです。

ブランチングに向いている野菜

ブランチングに向いている野菜

比較的、水分が少ない野菜が向いています。

具体的には、ほうれん草などの葉物野菜やブロッコリーなど。

水分が多い野菜だと、解凍時や調理時にべちゃっとなりやすいので、あまり向いていません。

ブランチングの方法|茹でる

ブランチングの方法|茹でる

一気に大量の野菜を茹でる場合は、この方法がおすすめです。

葉物野菜・・・30秒
その他の野菜・・・2分以内

ブランチングのコツは、上記の通りカットした野菜を少し固めに茹でるということ。
理由は冷凍後、調理する際に柔らか過ぎないようにするためです。

ブランチングの方法|電子レンジ

ブランチングの方法|電子レンジ

少量の野菜や鍋を使いたくない時は、電子レンジでもOK。

秒数は茹でる場合とほぼ同じで、葉物野菜で500W 30秒くらいなど短めで調整します。

なお電子レンジで行う方が、水溶性ビタミンなどが失われにくくおすすめです。

ブランチングの後に行うこと

下茹でした野菜を冷凍するまでの工程を紹介します。

1) 下茹でした野菜の水分を拭き取る
2) 急速冷凍を促すとされる「アルミ製のバット(トレー)」(※)の上に野菜を置き冷凍する

※ない場合は、アルミホイルで包む方法でも代用可。

冷凍では1カ月ほど美味しく食べられるとされています。

コツ・ポイント

ちょっと手間に思いますが、カットして冷凍する前に、電子レンジでチンするだけなので、試してみてくださいね。



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