着やせには色選びが重要です。
ペールトーンなどの甘い色は、それ自体がほわッとしたイメージ。
ハッキリした辛口の色選びをすると、そのコントラストでスッキリしたイメージに見せられます。
ここではロングカーディガンを白。
中のトップスとパンツを黒にしました。
前から見たら、黒で1本の縦ライン。両サイドに白で2本の縦ラインができます。
この縦ラインを作りたい時は、ロングカーディガンを愛用しています。
腰回りが気になる時も、こうやってスッキリ見せつつ隠すと簡単です。
色使いとラインづくりだけでもスッキリしますが、ポイントを作ると、もっとスッキリ見えます。
こちらはまず、カーディガンの袖を上げました。
手首を見せるだけでメリハリアップできます。
更に
・見せた手首に、大きめのバングルや腕時計を付ける
・目線を上げるためにネックレス・ピアスを付ける
・小さめのバッグを持つ
この小物使いで、更にスッキリ見せられます。
この時、小物の色はベージュとゴールドで統一して、洗練された大人の装いに。
どんな色を選ぶかで印象が変わるので、気分に合わせて選ぶ楽しみも。
この白いロングカーディガンは、私が着るとマキシ丈。
後ろ姿の重心が下がって見えるので、ヘアアクセサリーでポイントを作りました。
今回は夏らしい色とブルーが基調の、爽やかなスカーフを。
少しだけ可愛さもプラスできます。
これで目線が上に上がって、スッキリ度がアップ。
帽子をかぶっても素敵だと思います。
カーディガンは、二の腕が気になるという方もいらっしゃるかも。
その場合は、腕周りに大きくゆとりのある、薄手の素材をおススメします。
この白いカーディガンは、わきの位置がかなり下についているので、二の腕のラインを拾いません。
わきに生地が当たらず、風が通るので、暑さ対策にもなります。
そしてもう1ルック。
今度は、カーディガンの色を濃くしてみました。選んだのは深いネイビー。
外側に重たい色が多くあると重心が下がりすぎるので、ひざ下丈をチョイス。
中を白で統一して、パキッとしたコントラストを作ると、重たくなりすぎません。
今回は袖を上げて、パンツの裾も一折しました。
よく、「首がつくところを出すと細く見える」と言われますよね。
最初のルックと同じく、バングル・時計・ピアスはシルバーで統一して、クールさを演出。
カーディガンの中に、ボディバッグを入れて、目線を上げました。
靴ではなく、バッグに色を使っても素敵だと思います。
似たような構成でも、色の選び方と、小物・小技の使い方で全然違う印象になるので、私は何色かロングカーディガンを用意しています。
いかがでしょうか。
「痩せて見える」という切り口で売っている服も多く見ますよね。
でも実際のところ、「着やせ」に関しては着こなし方が占めるウエイトが大きいと感じています。
もし、うまくいかない場合は、サイズ選びを見直してみて下さい。
小さすぎるサイズを選ばれているケースが考えられます。
「フィットさせすぎず、空気をはらむ」サイズがお勧めです。
同じ商品じゃなくても、お手持ちのモノで試していただければ十分、効果を発揮してくれると思います。
似たようなアイテムあったな~とか、同じ色のモノもってるな~と思ったら、ぜひ、お試しください。
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