手作りのUVクリームは、シアバターとキャリアオイルに、酸化亜鉛・二酸化チタンを加えることで、紫外線のブロック効果を高めていきます。
シアバターやホホバオイルにも、天然のUVケアの効果がありますが、日焼け止めとしては少々物足りません。
日焼け止めの効果としては、酸化亜鉛が「UVA波」を、二酸化チタンが「UVB波(紫外線B波)」をブロックします。
UVクリームのSPFの数値は、これらの分量で調整していきます。
SPF値が低めのクリームを作りたい場合は、酸化亜鉛と二酸化チタンの分量を減らして調整します。
肌荒れを起こしやすい春などは、酸化亜鉛などを少なめにしてもいいでしょう。
酸化亜鉛・二酸化チタンは、アロマ専門店やインターネット通販などで、粉末のものを入手できます。酸化亜鉛・二酸化チタンには、水溶性(水に溶ける性質)のものと油溶性(油に溶ける性質)のものがあります。
UVクリームは、油分に溶かして手作りしますので、油溶性を選ぶといいでしょう。
1. シアバターとホホバオイルをビーカーに入れて、お湯を張ったお鍋にそのビーカーを入れて湯煎しながら、よく混ぜ合わせる(ふたつを一緒に湯煎することで、シアバターの溶けが良くなる)
2. シアバターが溶けてホホバオイルときれいに混ざり合ったら、湯煎から外す
3. 計量した酸化亜鉛・二酸化チタンを加えて、よく混ぜ合わせる(その途中でクリームが固まってきたら、もういちど湯煎に戻して混ざる)
4. クリームの温度が下がってきたら、遮光ビンの容器に移して、冷蔵庫で冷やす(このとき、容器のふたは開けたまま冷やすようにする)
5. 1~2時間置いておくと、クリームが固まって、日焼け止めクリームの出来上がり
シアバターを使ったUVクリームの作り方は一般的ではありますが、湯煎をしたりとちょっと面倒だったりもしますよね。
もっと手軽にUVクリームを作りたい方にはオーガニッククリームをベースにしたUVクリームがオススメ!オーガニッククリームをベースにしたクレイのUVクリームなら混ぜるだけでとっても簡単なのに、クレイでお肌のケアまでできちゃいます♪敏感肌の方でも安心して使うことができます。
そのままでも、またお好きなアロマオイルで香りをつけても楽しめます。
フェイシャルからハンド、ボディ、フットなど、全身に使えます。
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酸化亜鉛・二酸化チタンは、「微粒子」や「超微粒子」のタイプのほうが溶けやすいので、そういったものがおすすめです。
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