大きく分けるとこの2つに分類されます。
①鎧・兜・子ども大将飾りなどの「内飾り」
②鯉のぼり・武者絵のぼりなどの「外飾り」
「内飾り」には、鎧兜の装身具一式を飾る豪華な「鎧飾り」や、兜のみの「兜飾り」、人形を中心にした「大将飾り」「童人形」などさまざまな種類があります。
お好みでお選びいただけます!
例えば、初節句のタイミングで「兜飾り」や「鎧飾り」を揃え、のちに「武者人形」などを加えていく方法もあります。
コンパクトサイズやモダンなデザイン、収納飾りなど、お部屋のインテリアやスペースも考慮して選ぶと良いでしょう。
特に決まりはありませんが、一般的には春分の日が過ぎた頃から4月上旬頃とされています。
鯉のぼりなど外飾りの場合は、天候などを考えて4月上旬頃に飾ることが多いようです。
飾る場所は、湿気のあるところや直射日光の当たる場所は避けましょう。
変色や痛みの原因になります。
鎧または兜を飾台の中央にのせ、向かって右に太刀を、左に弓矢を飾ります。
鎧・兜の後ろが屏風です。
金属部分が多いため、お飾りを取り扱うときには手袋をして手指の脂が付着しないように気をつけるとよいです。
三月人形と違い、急ぐ必要はありません。
五月中旬頃まで楽しんで、晴天で空気が乾燥している日にしまうとよいです。
雨の日はホコリが取れにくく、湿気はカビの原因になります。
飾るときと同様、金属や漆塗りの部分に手指の脂がつかないように手袋をしましょう。
できれば、毛バタキや筆、柔らかい布などで優しく丹念に払い、柔らかい薄紙や和紙で一つ一つ包みます。
こうすることで保管中の湿気や汚れ予防にもなります。
一つずつ包まれた人形や道具を丁寧に箱に納め、隙間には紙などを詰めましょう。
鯉のぼりはホコリや汚れを取り除き、乾燥させてから収納します。
洗濯は型くずれしやすいので専門業者に依頼すると安心です。
防虫剤はお飾りに直接触れないように、箱の隅に適量入れておきます。
一年を通して湿気が少ない高い場所での保管がおすすめ。
クローゼットの上棚や押入れの天袋などが良いでしょう。
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