お金で買えないモノ

今の世の中、写真はデジタルが当たり前、データ送れば一冊の本にまでなる時代です。
私の子育て期間は、まさにフィルムからデジタルへの移行期間なんですよ。

第一子が生まれた時には、「この子の歴史を刻むぞ」の勢いでアルバムをまとめ買いし、当時はまだ一般的ではなかった写真のコラージュを行いアルバム作成しました。親からは写真を切り刻むなんて、勿体ないと飽きられた時代です（笑）

しかしながら、第二子誕生で生活に追われ、働きだすようになり、写真は山積み。第一子に気合を入れた分、第二子との差を生むわけにもいかず、アルバム作成は放置（笑）

月日は流れ、子供の手が離れ始めた頃から、長期休みの度に写真を整理。
これまた、しかしながら、世の中はデジタル時代突入。写真をどうまとめたら良いのかと思い悩み、作業は進まず、、、。そんな時に震災が起きました。

この時、つくづく、お金で買えないモノは写真だと思い、それからです。
写真を全てスキャナーで読み取り作業。既に、切り刻んだ写真については、ネガを保管していたので、新たに写真として現像してスキャナーで読み取り作業。

子供らが家庭を持った時には渡そうと、USBメモリーも分けました。

生写真があるモノについては、第一子の時と同じくらいのテンションまで、自分の気持ちをアップさせ、コラージュし、まとめ買いした20冊のアルバムは、全て使いきりました。

更に、私自身のいわゆる「独身時代」の超レトロな写真までもをスキャンし、USBメモリーに入れました。さすがに、当時の写真は廃棄です😅

実は、完成させるまでに約10年かかりました。
そりゃあ、長期休みにしかなかなかと出来ませんってば、、、。しかも、スキャン総数は約4000枚です💦
友達からは「変態にもほどがあるしな」と言われました（爆笑）

いつの日か、アルバムをパラパラ観ながら、ゆったりとした時間が過ごせる時が来たら良いなと思ってます（山口百恵の秋桜状態www）