【高校無償化】気になる学費と対象世帯の年収とは?

【高校無償化】気になる学費と対象世帯の年収とは?
投稿日: 2020年8月4日 更新日: 2020年8月4日
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エフピーウーマンは、女性のためのお金の総合クリニックです。お金の不...
公立だけでなく私立でも、
授業料無料になりました。

しかし、
世帯年収によって無料にならない世帯もあります。

【高校無償化】って?

【高校無償化】って?

高等学校などに在籍中3年間の授業料が
ゼロになります。

これは、
文部科学省の「高等学校等就学支援金制度」というもので、
各家庭の教育費用の負担を減らし、
教育の機会均等を目的としています。

公立高校の場合

公立高校の場合

世帯年収910万円以上は対象外で、
支給額  0円  

世帯年収910万円未満が対象で、
全日制  月額 9,900円 
定時制  月額 2,700円 
通信制  月額  520円 

この支給額は、
授業料とほぼ同額なので、
世帯年収が910万円未満であれば、
各家庭が負担する授業料はありません。

私立高校の場合 

世帯年収910万円以上は対象外で
支給額    0円 


世帯年収910万円未満が対象になります。

590万円以上~910万円未満 
月額 9,900円 (年間 11万8,800円) 

世帯年収0~590万円未満 
全日制 月額 3万3,000円 (年間 39万6,000円) 
通信制 月額 2万4,750円 (年間 29万7,000円) 


世帯年収「910万円」と「590万円」が
支給額の大きな目安ですが、
共働き世帯かどちらか一方だけ働いている世帯かや、
世帯内に高校生が1人だけか複数人いるか、
高校生以外の子どもがいるとして
その子どもが中学生以下なのか大学生なのかで、
世帯年収の目安も違ってきます。

気になる方は、
文部科学省のHP「高校生等への就学支援」に
詳しく掲載されているので確認してみてください。

また、
国で定められた世帯年収や支給額以上に、
手厚い支援を行う自治体もあります。

詳しく知りたい方は、
自治体のHP等で確認するか、
電話もしくは直接窓口にて問い合わせてみてください。

手続きはどうしたら良い?

手続きはどうしたら良い?

手続きに必要な書類や提出は、
全て学校から案内がありますので、
その案内に従って期限内に提出しましょう。

コツ・ポイント

授業料以外にも、教科書代や文具代、交通費、修学旅行費などもかかります。年収の低い世帯にはこれらの支援制度もあります。詳しく知りたい方は、自治体等に問い合わせましょう。(エフピーウーマン)



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