外出自粛やテレワーク・休校によって自宅で過ごす時間が増えていますが、実は熱中症発生場所の約5割が「住居・屋内」。
人間は発汗以外にも皮膚及び呼気から水分を失っています。これは不感蒸泄と呼ばれ、意識しなくても起こることなので汗をかいていなくても水分補給は必要となります。おうち熱中症(屋内熱中症)に注意しましょう。
〈予防方法〉
✓カーテンや遮熱フィルムで太陽の光と熱を遮断する
✓網戸などで風通しを利用する
✓室内に冷房を24℃~28℃で入れる
●水分・塩分だけではない!?汗で失うミネラルの補給も忘れずに
熱中症を予防するには、こまめな水分・塩分補給を行うことが重要です。厚生労働省・環境省は熱中症予防として 塩分濃度0.1~0.2%程度の水分摂取を推奨しています。
また、汗には塩分(ナトリウム)だけでなく、マグネシウム・カルシウム・カリウムなどのミネラルも含まれます。
暑さが本格化する前の汗の量が少ない時期は、このようなミネラルが多く排出されるため、意識して塩分だけでなく、 バランス良くミネラルを摂取することが大切です。
●医師が薦める水分補給方法「点滴飲み」
熱中症を予防するには、こまめな水分・塩分補給を行うことが重要です。
水分補給方法には、一度に多量摂取しても体内に吸収された時にしか効果がないため、継続的に少量ずつ飲む「点滴飲み」が効果的です。
〈オススメ飲料〉
・熱中症対策飲料
・スポーツドリンク
・お茶
Point!
スポーツドリンクは糖分が多いのでカロリーが少ない飲料がおすすめです。
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