免疫力とは、病気にならないよう、私たちの体を守る防衛システムのこと。免疫力を高めることは、さまざまな感染から体を守ったり、回復を早めたりする効果が期待できるのです。
免疫力を高める方法のひとつとして有効だとされているのが、腸内環境を整えることです。私たちの免疫力の大部分は、腸の状態によって左右されるといわれており、腸内環境を改善するためには食物繊維が豊富な「根菜」がおすすめです。
たとえば、ニンジンやレンコン、ゴボウなどは食物繊維だけでなくビタミン類も補給することができます。
また腸内環境の改善には、乳酸菌も欠かせません。乳酸菌が作り出す乳酸菌生産物質は、体の免疫力を高めてくれます。野菜はもちろん、豆類、果物、発酵食品などを意識的に食事に取り入れるようにしましょう。
乳酸菌や食物繊維のほか、良質なたんぱく質や各種ビタミンも、免疫力を高めるのに重要な栄養素です。たんぱく質は、筋肉、血液、皮膚、ホルモン、そして免疫細胞などを作る材料になるため、大豆や魚などの良質なたんぱく質を摂れば、免疫力アップにつながります。
また、ビタミンA、C、Eは、三大抗酸化ビタミンとも呼ばれ、美肌を作るのに欠かせない栄養素です。美しい皮膚とはすなわち、健康な皮膚や粘膜。免疫力アップという側面も持ち合わせています。特に、鼻や喉などの粘膜はウイルスが付着する部位ですから、ビタミンA、C、Eで免疫力を高めておくことが重要です。
おすすめの野菜は、ジャガイモ、ブロッコリー、カボチャ、シュンギクなど。特に、カボチャはビタミンA、C、Eがバランスよく豊富に含まれています。脂溶性ビタミンなので、炒め物など油と一緒に摂取するのがおすすめです。
今回は、免疫力アップに役立つ野菜をご紹介しました。免疫力を高めるには、バランスの良い食事はもちろん、生活習慣の改善や健康的なメンタルも大切です。
今回ご紹介した情報も参考に、心と体の両面から免疫力アップを心がけましょう。
【美容ライター】 富永ゆう
キレイになれる情報を求めて日々情報収集を行い、そのネタを美容コラムとして発信中。併せて、30代になってから結婚した経験をもとに、恋愛に関する体験談も執筆している。
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