彼岸花(リコリス)をもっと知ろう!花言葉や園芸情報

彼岸花(リコリス)をもっと知ろう!花言葉や園芸情報
投稿日: 2020年6月30日 更新日: 2020年6月30日
閲覧数: 378
3 この人たちがステキしました
ステキをしている人
author
暮らしニスタを運営している株式会社ウィルゲートです。暮らしを豊かに...
身の回りにあっても中々目を向ける機会のない花。改めて観察してみるとそこには新たな発見があることも。今回は彼岸花について様々な情報をお届けしたいと思います!

彼岸花という花

彼岸花(ヒガンバナ)は中国原産のヒガンバナ属ヒガンバナ科の植物。英語では「red spider lily(レッドスパイダーリリー)」と呼ばれ、日本では彼岸花という呼び方のほかに曼珠沙華(マンジュシャゲ)や天蓋花(テンガイバナ)、リコリス と呼ばれることもあります。開花時期は9月、10月。9月の彼岸の時期に開花することから彼岸花と名付けられています。

彼岸花は成長の仕方に特徴のある花です。開花前の夏に葉を落とし休眠状態となり、秋には葉をつけず茎の先に花だけがある状態になります。開花後は再び葉をつけ春を迎えます。そして夏にはまた葉を落とし休眠状態となるサイクルを繰り返します。

花の色は種類が豊富で、赤や黄色、白色が存在します。どことなく不吉な雰囲気から「死人花」や「地獄花」といった怖い異名がありますが、近年は花の美しさが注目され、少しずつイメージが変わっているようです。

彼岸花の花言葉

彼岸花の花言葉は複数存在し、「あなたに一途」「悲しい思い出」「情熱」などがあります。「あなたに一途」や「情熱」は、彼岸花が葉をつけずに茎の先に花を咲かせる様子に由来するそうです。また「悲しい思い出」は彼岸花が墓地に多く咲いていることからつけられています。恋愛に関する意味もあれば不吉な印象の意味もあるので、人に贈るには少し気をつけた方が良いかもしれません。

彼岸花を園芸で楽しむ

彼岸花は数年にわたり花を咲かせる多年草といわれる植物です。とても丈夫で育ちやすく、園芸初心者の方にもおすすめとなっています。日向を好みますので、日当たりの良い場所で育ててあげましょう。また水はけのよい場所で育ててあげるとより成長しやすいようです。
彼岸花を園芸で楽しみたい方はこちらのネット通販などから購入できます。
https://shop.takii.co.jp/category/00009076

参考文献
美しい花言葉・花図鑑-彩りと物語を楽しむ-(ナツメ社・2015)
色・大きさ・開花順で引ける季節の花図鑑(日本文芸社・2004)
ビジュアル版 はじめての園芸入門(講談社・2018)
花のことば辞典 四季を楽しむ(講談社・2019)


SNSでシェア


関連するキーワード





プレゼント&モニター募集