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朝顔をもっと知ろう!花言葉や園芸の歴史

朝顔をもっと知ろう!花言葉や園芸の歴史
投稿日: 2020年6月4日 更新日: 2020年7月1日
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身の回りにあっても中々目を向ける機会のない花。改めて観察してみるとそこには様々な発見があります。今回は朝顔(アサガオ)の情報をお届けしたいと思います!

朝顔という花

朝顔は昼顔(ヒルガオ)科サツマイモ属の植物。英語では「morning glory(モーニンググローリー)」と呼ばれ、日本では朝顔という呼び方のほかに牽牛子(けんごし)と呼ばれることもあります。開花時期は7月、8月、9月ですが、朝に開花し昼にはしぼんでしまうことで有名です。花の色は種類が豊富で、青や紫、ピンクや白などが存在します。

朝顔の歴史

熱帯アジア原産のこの花は、遣唐使によって日本に持ち込まれました。当時は種に下剤や利尿作用の効能があるとされ、薬として用いられていました。

朝顔の花言葉

朝顔の花言葉は複数存在し、「はかない恋」「愛情」「固い絆」などがあります。由来としては、「はかない恋」は朝顔の花が朝しか咲かないことから、また「愛情」や「固い絆」はツタが支柱にしっかりと絡みつく様子からつけられているそうです。反対の意味を持っているので人に贈る際は注意が必要です。

朝顔の園芸の歴史

小学校によっては授業の一環として育てることもある朝顔ですが、実は園芸としての歴史の起源は江戸時代にあります。特に「変化朝顔」という変わった形の朝顔の育成は、今日まで続く文化となりました。変化朝顔の育成はメンデルの法則という遺伝される形質の法則を利用したものです。一般的な形の朝顔の中から、変わった形になる可能性がある遺伝子を持つ個体を見抜き、育てることで様々な形の朝顔が誕生しました。これらの朝顔は葉の形と花の形から呼び方が決められ、「黄糸柳葉紅采咲牡丹(きいとやなぎばべにさいざきぼたん)」や「青渦葉小人紅丸咲(あおうずばこびとべにまるざき)」などと呼ばれました。

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朝顔を園芸で楽しむ

朝顔を種から育てる場合は、種を一晩水につけてたっぷり吸水させてから種植えをするとよく発芽します。朝と夕方の涼しい時間にたっぷりと水を与え、10日に1度くらいのタイミングで追加で肥料を与えましょう。またアブラムシやハダニが発生するため、予防や駆除を忘れずに行いましょう。なお一番上の芽ではなく、わきから出ているつるから花を咲かせると見た目が整います。

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参考文献
美しい花言葉・花図鑑-彩りと物語を楽しむ-(ナツメ社・2015)
小学館の図鑑NEO 花(小学館・2014)
園芸大図鑑 あらゆる植物が育てられる全1000品種以上掲載 新装版(ブティック社・2020)


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