書籍やテレビで紹介されるなど、注目を集めつつある「8時間ダイエット」をご存知でしょうか。
8時間ダイエットとは、食事をとることができる時間を1日の中の8時間に限定し、残りの16時間は絶食あるいは飲み物だけで過ごすというダイエット方法。半日ファスティング(断食)といったところでしょうか。
食事をとれる時間帯は、午前10時~夕方18時や正午12時~夜20時など、自分の生活リズムに合わせて設定することができます。 この8時間ダイエットのメリットとしては、食事時間が限定されるため食べ過ぎを防ぎやすいという点と、胃腸を休めることで消化吸収が良くなるという点を挙げることができます。
一方で、食事時間内だからと言って暴飲暴食をしてしまうと、当然ながらダイエット効果は見込めません。また、必要な栄養素を摂取できていないとやつれてしまったり健康を害してしまったりする恐れもあるので、あくまでも栄養バランスの取れた食事を心掛けることが大切です。
食べる時間とともに見直したいのが、「食べ方」や「食べる順番」。どんな方でも食事をすると血糖値が上がりますが、急激に血糖値を上げてしまうと、脂肪がつきやすくなり動脈硬化などの健康リスクを高める要因にもなってしまいます。
食後の血糖値の上昇を穏やかにするために大切なのが、いわゆる「食べ順」です。糖質が多く含まれる炭水化物を最後に摂取することで、食後血糖値の急上昇を抑えることができます。とくに、食物繊維を食事の最初に摂取することで、血糖値の上昇が緩やかになるとされています。
食後の血糖値の上昇を穏やかにするために大切なのが、いわゆる「食べ順」です。糖質が多く含まれる炭水化物を最後に摂取することで、食後血糖値の急上昇を抑えることができます。とくに、食物繊維を食事の最初に摂取することで、血糖値の上昇が緩やかになるとされています。
たとえば、食事の最初は野菜やきのこ、海藻などのサラダで食物繊維を、その次に肉や魚などのたんぱく質、最後にご飯やパンなどの糖質、といった具合に食べる順番に注意するとよいでしょう。
このとき、「サラダ」と名前がついていても、マカロニ・パスタ・ジャガイモ・コーンなど、糖質が多く含まれているものもあるため注意が必要です。
また、食べるのが早い方は満腹感を感じる前に必要以上の量を食べてしまうケースが多いようです。食べ順を考え、よく噛んでゆっくり食べることで、血糖値の上昇を緩やかにしつつ食べ過ぎを防ぐことができます。噛む回数は少量であれば20回、少し多めに口に入れた場合には30回を目安にしてみるとよいでしょう。
食事をする時間や食べる順番、食べるスピードをコントロールすれば、過度な食事制限をすることなく太りにくい体を作ることができます。今回ご紹介した食事のポイントを意識して、夏までにマイナス3キロを目指してみてはいかがでしょうか。
【美容ライター】 富永ゆう
キレイになれる情報を求めて日々情報収集を行い、そのネタを美容コラムとして発信中。併せて、30代になってから結婚した経験をもとに、恋愛に関する体験談も執筆している。
コメント
全て既読にする
コメントがあるとここに表示されます