1歳、2歳の頃と比べ、3歳になると自分で考えながら遊ぶようになってきます。これまでは、親が「これがよさそう」と選んだおもちゃを喜んでいても、3歳になると自分で選びたい!という子どもが増えるもの。なかには、親が与えたいものと異なる場合もあることでしょう。
子どもが自分で興味を持ち、「面白そう」「遊んでみたい」と感じることは大事なことです。いくら親が選んだものでも、子どもが興味を示さず、遊ばなければ意味がありません。もどかしい思いをする場合もあると思いますが、子どもが選んだものを「これはどうやって遊ぶのだろうね?」と声かけをしながら親子で楽しんでみてはいかがでしょうか。
例えば、小学校で習うようなことを先取りするおもちゃは、成長を促す効果がありそうに思えます。ですが、あくまでも子どもが楽しめるということに重きを置くようにしましょう。3歳になると、遊び方が決まっているようなおもちゃはすぐに飽きてしまいます。
それよりも、自分で考えて遊びの幅を広げられるようなものがおすすめです。例えば、ブロックやパズルは、夢中になる子が多いようです。自分でこんな形を作ってみたいと考えながら、実際にやってみて、それができた!という達成感を味わえるので、ぜひ取り入れてみましょう。マグネットタイプのものや、カラフルなもの、木でできたものなどさまざまなタイプの商品が市販されています。
お店に行くと、たくさんのおもちゃが売られていて、そこを通りかかるたびに「欲しい~」「買って~」と駄々をこねられて困る…そんな経験のあるパパママは多いのではないでしょうか。
出かけるたびに買っていては、キリがありませんよね。ですから、各家庭で「おもちゃを買うのはこの時」と決めてみてはいかがでしょうか。例えば、誕生日やクリスマス。習い事や幼稚園・保育園のイベント後の頑張ったご褒美などです。「これが欲しい!」と言われたら、「お誕生日に買おうね」と言い聞かせることを繰り返していくうちに、子どものほうから「これはお誕生日に買ってもらうんだ」と理解できるようになってきます。
他の家庭ではどんなルールを設けているか、各自治体が運営する児童館や子育て支援センターで聞いてみるのもおすすめです。
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