急な病気やケガで入院した場合、
入院費や入院に必要な物品の買い物などで、
お金がかかります。
親子とはいえ、
子どもが勝手に親の銀行口座から
お金を下ろしてよいものか心配になりますよね。
ATMからお金を下ろす場合、
親の意思で暗証番号を伝えられた上の
引き出しになり問題はありません。
ただし、
ATMの引き出し限度額には
注意が必要です。
利用銀行のATMなのか、
他の金融機関やコンビニのATMなのかでも
上限額が変わる場合もあるようです。
窓口では
口座名義本人による引き出しが原則なので、
本人以外であれば、
通帳と印鑑を持参するだけでは
お金は引き出せません。
本人に代わって
お金を引き出したい場合は、
委任状と本人確認書類が必要です。
委任状は、
金融機関のサイトでダウンロードできます。
また、
未成年の子どもや孫の通帳を、
親や親権者が管理しているケースもあります。
子どもや孫が未成年の間は、
親子関係等を証明できる確認書類があれば
問題なく引き出せますが、
子どもや孫が成人した場合は、
代理人届や委任状の提出が必要となってきます。
親子とはいえ、
お金にかかわる行為は、
後のトラブルを防ぐためにも、
金額の大小に関わらず慎重に行いましょう。
例えば、
病院などの領収書をきちんと保管しておくこと、
親に頼まれて引き出したお金を
何のために引き出したかなども
明らかにしておきましょう。
また、
ATMで引き出す場合、
磁気不良でキャッシュカードが使えなかった場合、
窓口での引き出しになり、
委任状や本人確認書類が揃っていないと
引き出せず手間がかかります。
ICキャッシュカードであれば、
磁気不良でも
自動修復してくれるATMがありますので、
前もって、
ICキャッシュカードに変更しておくのも必要です。
大病院ではクレジットカード払いも進みつつありますが、中規模、小規模の病院や診療所ではまだ現金払いがほとんどです。いざというときにも慌てずに、今回の知識を活用してくださいね。(エフピーウーマン)
コメント
全て既読にする
コメントがあるとここに表示されます