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【DIY】玄関にピッタリ!コートも掛けられる収納棚を自作しよう

【DIY】玄関にピッタリ!コートも掛けられる収納棚を自作しよう
投稿日: 2020年1月13日 更新日: 2020年1月19日
閲覧数: 6,417
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ようこそ、こんにちは。ここでは家庭で役立つDIYを紹介しています。アル...
玄関に空いたスペースがあるので上手く利用したい!

そこでアルミパイプと野地板を使って、
空きスペースにピッタリな玄関収納棚をDIYしました。

玄関は色々と物を置くと便利な場所です。
例えば上着やコート、バックや帽子、子供の遊具など
ついつい置いてしまいます。
しかし玄関は住宅の顔となる場所なので見た目が重要。
スッキリとシンプルに見せたいですね。

そこで限られたスペースを有効に使って
大容量の収納を持った棚をDIYしました。
このDIYのポイントは骨組みにアルミパイプを使い、
野地板を加工することで見た目を良くした点です。

アルミパイプの持つ機能性や剛性を利用しつつ、
野地板の持つ木の香りや見た目の良さを組み合わせました。

収納棚は3段で自由に高さや段数を変えることができ、
180度以上開閉できる扉も付いています。
組立ては六角レンチ1本でできる手軽さで
誰でも簡単に作ることができます。

しかし野地板のお陰で見た目は木製の棚で
アルミの冷たい機械色はありません。
玄関や据付棚にマッチした温かい雰囲気となっています。

特殊な工具や加工技術も必要としないため
興味がある方は是非試してみて下さい。

材料 (玄関収納棚の材料)

  • アルミパイプ
  • 野地板
  • 取っ手、マグネットキャッチ

1. はじめに

1. はじめに

玄関は家の顔ともいえる場所ですが、意外と物にあふれやすい場所でもあります。
例えば、家族全員分の靴や傘たて、コート、掃除用の道具や子供の遊具など
あると便利なのでついつい玄関に置いてしまいます。

自宅はアーネストワン住宅ですが、備え付けのシューズラックや棚があるものの、
棚が小さいためコートやバッグ、子供の遊具などは収納できません。

この写真は棚がない状態のものです。
子供が小さいためサッカーボールやキックボードなどの遊具を玄関に置いていますが、
今は玄関のシューズラックの横のスペースにそのまま置いているだけです。
しかしこれでは見た目が悪く、さらに上着やコートを掛けることはできません。

この空いたスペースにピッタリ合う大きい棚を市販品で探してはみたものの、
適切な物はありませんでした。
市販の棚は寸法が決まっているので今あるスペースに置こうとすると、
どうしても無駄なスペースができてしまいます。

そこでこの空いたスペースにピッタリ合う大きな玄関収納棚をDIYしようと思います。

2. どんな玄関収納棚を作る?

2. どんな玄関収納棚を作る?

玄関は住宅の顔とも言える場所なのでやはりキレイに見せたいですね。
玄関扉やシューズラックの色や雰囲気とマッチしたインテリアを目指します。
また収納棚の中を見られると生活感が出てしまうので棚に扉を付けて見えなくします。

棚の収納量を確保したいのですが玄関のスペースは900×400mmしかないので、
天井まで高さがある棚を作って収納量を確保したいと思います。
天井までの高さは2,600mmなので収納棚のサイズは900×400×2,600mmです。

これだけのサイズの棚だと外で組み立てて、その後に玄関に設置することができないので
現地で組み立てられるようにします。

それと生活スタイルが変わって収納したい物が変わった時にでも対応できるように
棚の段数やピッチなどが後からでも調整できるようにしたいです。

これらの要求をもとに、3D CADを使って設計してみました。
このCADはアルミパイプ専用のため野地板は描けませんが、
枠組みはこのようになります。

3. まずは材料を準備します

3. まずは材料を準備します

まずはCADで作図して得られた部品リストの材料を用意します。

CAD図からアルミパイプの長さを計測して必要数だけ切断します。
私の場合はパイプの在庫があるので自分で切断して準備していますが、
CAD図を元に予め切断したパイプを購入すれば切断加工は不要です。

また扉を作るために回転用部品を取り付けます。
アルミパイプを軸にしてこの回転用部品が回転することで
扉の開閉が可能となります。

このような機能性部品がたくさん標準で準備されていることも
アルミパイプのメリットです。

4. 玄関収納棚を組み立てます

4. 玄関収納棚を組み立てます

用意したアルミパイプを玄関の中で組み立てます。
組立てに必要な工具は六角レンチ1本だけです。

組立ては30分ほどで終了。
空いているスペースに合わせて設計しているので
ピッタリとはまって無駄がありません。

アルミパイプどうしはコネクタと呼ばれる部品で
連結します。
ボルトを締めるだけで連結でき、誰が作業しても
直角に取付くので失敗がありません。

5. 野地板を貼り付けて目隠しします

5. 野地板を貼り付けて目隠しします

この状態でも棚として十分に使えますが、最後に扉を作っていきます。
扉は先に入れたヒンジコネクタにアルミパイプを連結して取り付けます。
ヒンジコネクタは単に筒状になっており、落ちないようにストッパーで支えています。
そのヒンジコネクタに別のパイプを取り付けることで扉を作ります。

アルミパイプを軸にしてヒンジコネクタが回転する事で扉が開閉します。
普通の蝶番と違って開閉角度の制約がなく360度回転するので
玄関スペースの許す範囲で開閉する事ができます。

このヒンジコネクタを各柱の上と下にそれぞれ1個ずつ設置して、
2つのヒンジコネクタで扉を持たせて回転させます。
ヒンジコネクタにアルミパイプを連結して扉の枠組みを作り、
その枠組みに野地板をスクリューネジで固定していきます。
下穴加工なしで野地板の上から直接ネジを打ち込めるため作業も簡単です。

野地板は玄関と据付棚の中間くらいの色でメープルを使いましたが、
思った以上に良い感じです。
玄関の雰囲気がガラリと変わりました。

6. 玄関収納棚の完成です

6. 玄関収納棚の完成です

こちらが完成したコートや上着も収納できる玄関収納棚です。
DIYすれば棚のサイズを空いたスペースにピッタリに作ることができるので
無駄がなく見た目もいいです。
骨組みのパイプや棚の中も見えにくく、据付棚や玄関扉の雰囲気とよく合います。

前の状態と比べると圧倒的な収納力になり、上着やバックなども収納できます。
さらに扉を閉めると中の様子が見えにくくなり、インテリアとしても機能します。

扉の開閉ですが、とてもスムーズに動いてがたつくようなことはありません。
ヒンジコネクタの取付位置を変えれば扉の高さも自由に変更できるため、
後から調整する事も可能です。
蝶番を使うと取付け方によっては動きが悪くなることもありますが、
ヒンジコネクタはパイプ径に対して少し余裕があるのでラフに取り付けても大丈夫です。

この棚であれば例えばジュースラックにしてみたり、水槽や花を数段並べるなど
色んな使い方がありそうです。

より詳しい作り方や部品の説明などはブログの方で紹介していますので、
よかったらご覧ください。

http://www.frame-diy.com/2019/04/06/post-30572/

コツ・ポイント

この収納棚は自分の欲しいサイズで自由に作ることができます。
アルミパイプを連結して作るので、形状も思いのままに組立てできます。
アルミは錆びないので屋外で使用しても全く問題ありません。

色んな楽しみ方があるので興味があればチャレンジしてみて下さい。


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