毛玉だらけのニットを復活させるテク

毛玉だらけのニットを復活させるテク
投稿日: 2019年12月1日 更新日: 2020年11月6日
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ファッションライター 日本色彩学会正会員 ファッションや色彩を学...
いよいよニットの本格シーズンが到来しましたが、つい手入れを怠ると毛玉が大量発生!なんてことも多いニット。『毛玉ができたら捨て時』なんて考えている方はいませんか?毛玉のできたニットも、きちんとお手入れをすれば新品同様によみがえらせることができてしまうんです。

今回はこんな毛玉だらけになったウールのニットをお手入れしてみたいと思います。

■手入れに必要な道具は?

■手入れに必要な道具は?

まず毛玉処理に必要なのは洋服ブラシと毛玉クリーナー。
洋服ブラシは高級なものでなくてもOK、毛の素材はナイロンでなく洋服に優しい馬毛のものがオススメです。毛玉クリーナーは電池式でなく、パワーが落ちないコード式が断然良いでしょう。

■その① 絡まった毛玉はまず洋服ブラシでほぐす

■その① 絡まった毛玉はまず洋服ブラシでほぐす

毛玉は繊維同士が絡まり合ってできたものなので、洋服ブラシをかけることで、ある程度毛玉の数を減らすことができます。

この時、ブラシを上から下に向けて一定方向に優しく丁寧にブラッシングすることがコツです。

■その② 残った毛玉はクリーナーで処理します。

■その② 残った毛玉はクリーナーで処理します。

毛玉の数が少なければハサミで処理するのが良いですが、大量にできてしまった毛玉はクリーナーを使用します。この時に注意するのは生地にシワが寄っているとクリーナーに生地が巻き込まれると穴あきの原因となってしまうため、生地にシワが寄らないようにします。

■仕上がりは新品のようにきれいに!

■仕上がりは新品のようにきれいに!

毛玉処理を終えたニットはツヤが戻り、まるで新品のようにきれいになります。

毛玉ができてしまったニットも諦めず、少しの手間で新品のようによみがえらせることができます。ニットが全身毛玉だらけになる前に、日頃からブラッシングで毛玉をほぐしておくことも大切です。やはりきちんと手入れの行き届いたニットは気持ちがよいもの、是非今回ご紹介したテクニックをお試しください。



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