私たちの体には、ある程度「免疫力」が備わっています。しかし、ストレスや加齢、食生活の乱れなどによって、免疫力が低下してしまうことも……。また、気温の低下も免疫力の減退につながるため、寒い冬に風邪やインフルエンザが流行る理由のひとつとなります。
もちろん、低下した免疫力は、食生活などでアップさせることも可能。なかでも意識してほしいのが「ビタミン」です。ビタミンには、皮膚や粘膜の代謝をアップさせたり、免疫細胞そのものの働きをよくしてくれたりする働きがあるため、意識的に摂りたい栄養素だと言えます。
免疫力をアップさせたいのであれば、以下のビタミンを意識してみませんか?
・皮膚や粘膜の代謝を助ける「ビタミンA」
うなぎ、鶏レバー、鶏卵、バター、チーズ、etc.
・免疫細胞の働きを促進する「ビタミンC」
赤ピーマン、アセロラジュース、芽きゃべつ、レモン、etc.
・皮膚の代謝を促進し、抗酸化作用も期待できる「ビタミンE」
べにばな油、アーモンド、アボガド、たらこ、西洋かぼちゃ、etc.
・粘膜の働きを正常に保つ「ビタミンB2」
豚レバー、うなぎ、納豆、ぶり、さわら、etc.
このほか、根菜に含まれる食物繊維には、感染症への抵抗力をUPさせる効果が期待できますし、ニンニクやタマネギ、長ネギといった食材に含まれる「硫化アリル」には、その一部がアリシンという成分に変化し、免疫力アップにつながると言われています。
ひとつの栄養素ばかり極端に摂るのではなく、バランスよく色々な栄養素を取り入れるのが◎。バランスのいい食事と規則正しい生活習慣を心がけて、健康に冬を乗り切りましょう。
【美容ライター】 富永ゆう
キレイになれる情報を求めて日々情報収集を行い、そのネタを美容コラムとして発信中。併せて、30代になってから結婚した経験をもとに、恋愛に関する体験談も執筆している。
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