胸肉は脂肪の部分をのぞき、厚みを揃えておきます。
低温調理器具がない場合:
薬味になる野菜(しょうが、長ネギの青い部分など)を入れた水をわかし、沸騰したら火を止めてから胸肉を投入。蓋をして、余熱で30〜40分ほど放置(胸肉の厚みにもよります)
Anovaがあれば:
フリーザーバッグに薬味の野菜と水少々、塩を振った胸肉を入れて空気をしっかり抜き、「63℃ 30分」の設定で放置。
Anovaは、「フリーザーバッグに食材を入れ(卵なんかは直接お湯に入れます)、温度と時間を設定したらあとは放置!」なので、ホントに失敗知らずなんです。
レシピもいろいろ出てるので、絶妙〜な火入れ具合で仕上げることができます。
が、この「何度で?時間は?」というのは、最終的にはお好みで、という要素も大きいです。
(もちろん、お肉の場合は殺菌も考えたうえで設定しますのでご安心)
なので、胸肉も「60℃ 1時間」の設定も試してみました。
まずは「63℃ 30分」のよだれ鶏。
見た目からしてプルップルで、息子と一緒に包丁を入れるときに
思わずふたりで「やっわらか!」と感嘆しました。
今まで熱湯で茹でといて「胸肉ってパサパサでおいしくない」なんて文句言ってたことを
胸肉さんに謝りたくなりました。
はい、こちら、60℃ 1時間で調理したよだれ鶏。
って、見た目は63℃ 30分とほとんど変わりませんね。
食べ比べると、どちらもやわらかくておいしいですが、
わが家は息子も含めて3人とも「63℃30分」のほうがややプルプル感が増すかな?という感想。
どっちもおいしいのであれば、「短時間で仕上がる」ほうにガゼン軍配をあげたいですよね!
肉にはアクチンというたんぱく質があり、66℃以上で固くパサパサになるということがわかっています。
だから、66℃以下で調理することが本当〜に大事。
肉のおいしさを保ったまま、しっかり殺菌できる値として
「低温調理マニア」の間で一般的になっているのが、今回試した2つの温度&時間だったのです。
で、わが家ではより短い時間でつくれる「63℃ 30分」に決定した!というわけです。
はうー、大満足の結果です。
マジでうまうまです♡
タレの材料
しょうゆ(鹿児島の甘いしょうゆを愛用してます) 大さじ2
塩 小さじ1
ごま油 大さじ2
ラー油 小さじ1(お子さんが食べるときは調節を)
砂糖 大さじ1
黒酢 大さじ2
ホワジャオ(花椒) 小さじ1
おろし生姜、おろしにんにく 各小さじ1
これらをぜーんぶ混ぜるだけです。欠かせないのはホワジャオと黒酢!(米酢はダメよ!)
しょうゆをはじめ、どのブランドを使うかでも味は変わるので、
味見をしながら、お好みの量を探ってくださいね!
胸肉の下に敷いたもやしは、油で炒めて塩コショウで味付けしてます。
低温調理を知るまでは、わが家の食卓に鶏胸肉がのぼることはありませんでした。
そして、Anovaを買うまでは、余熱を利用したり、調理用温度計で常に計測しながら65度を保ち続けたり、ということも試していました。
が、「温度計で測り続ける」と間違いなくおいしいものの、そんなのヒマなときしかできないし、余熱利用法も、もちろん熱湯で茹でるよりはおいしいけど、「今日はまぁまぁだね」「あれ、ちょっと今日のはパサつきが・・・」と、安定しておいしくすることが難しかったのです。
Anova nano、おすすめです☆
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