北海道の冬はとにかく寒い!わが家は玉ねぎ栽培農家なので、冬の時期も倉庫の中で玉ねぎの選別を行います。
家庭菜園で体を温める成分が含まれている生姜を栽培し、生姜の栽培から調理までを行ってみました!
ハウスの中で温度管理をしたことで、豊作に。
生姜って、お店でよく見る茶色い生姜を春に土の中に埋めたら、秋前後には新生姜が埋めた生姜からニョキニョキ出てきて収穫!できるのですが、埋めた生姜も食べられるんです。なんてお得なの!私は農家に嫁ぐまで知らなかった〜。
その新生姜の親になった生姜を「ひね生姜」と言うのですが、ひね生姜は普通の茶色い生姜よりもちょっと繊維質で辛味が増しているくらいで、充分生姜として食べられるんです!
というわけで、ひね生姜保存祭りは用途別に輪切り・フープロで大量にすりおろし・生姜シロップ4L・ジンジャエールシロップ2L・生姜の佃煮。
新生姜甘酢漬け(ガリ)にして瓶詰めにや、生姜を塩漬けしてから井澤家の完熟梅を紫蘇漬けにしたものと合わせて、ピンク色の紅生姜を手作りしました。市販の紅生姜は毒々しい色で苦手だったけど、これなら食べられる!感激!
おかげでポカポカな冬を越せそうです。
生姜を植える
北海道ではショウガを外で栽培すると気温と湿度が足りなくうまく育たないので、ハウスの中でマルチをかぶせて栽培します。寒い時期なのでこの上から不織布をかぶせて目が出るまで温めてあげます。芽が出るまでは水は種上の時の一度でOK。温かくなってきたら毎日のようにみうを上げてジメジメした環境を整えます。
土寄せと肥料やり
生姜の葉っぱが写真のように茶色くなったら肥料が足りていない合図です。マルチをはがし、肥料と土寄せをしてあげて生姜が大きくなるように愛情込めてあげます。
収穫
北海道では10月末ごろに収穫をします。土をスコップで掘ったり、茎を引っ張り上げることで生姜を収穫することができます。
新ショウガとひね生姜
白い茎につながっている部分が新ショウガ、その下にくっついているちゃういろい生姜がひね生姜です。ひね生姜は普通の生姜としてすりおろして使ったり、煮つけに使えるんです!また、葉っぱや茎はお風呂に入れて香りを楽しむことができます。捨てるところがないのでとってもお得!
コツ・ポイント
北海道での生姜栽培はほぼやっている人がいません。
ポイントは、産地である九州や四国の環境(ジメジメ、暑い)をハウスの中で整えることです。
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