【年末調整】お金は戻る?払う? 今年のあなたはどっち?

【年末調整】お金は戻る?払う? 今年のあなたはどっち?
投稿日: 2019年10月31日 更新日: 2019年10月31日
閲覧数: 4,238
5 この人たちがステキしました
ステキをしている人
author
エフピーウーマンは、女性のためのお金の総合クリニックです。お金の不...
年末調整の季節ですよ。

今年はお金が戻る?
それとも払う?

自分が当てはまるものを
チェックしておきましょう。

年末調整ってなに?

年末調整ってなに?

毎月のお給料から
「所得税」が天引きされています。

この所得税は
「1年間、その人が受け取るであろう所得額」
を仮定して天引きします。

なので、
1年経過した時に、
実際の所得額との過不足を計算し、
天引き額が多い時はお金を戻す、
少ない時はお金をもらう。

これが年末調整の仕組みです。

お金が戻ってくる人は?

お金が戻ってくる人は?

【任意保険に加入している人】

個人で生命保険や介護保険、
年金保険に加入している人は
「生命保険料控除」の対象となり、
最高4万円が控除の対象です。
(4万円お金が戻ってくるわけではありませんので要注意!)


【住宅ローンを払っている人】

マイホームを購入して
住宅ローンを返済中の人は
「住宅借入金特別控除」の対象になります。


【親の面倒をみることになった人】

子どもだけでなく、
親や祖父母を養っている人は
「扶養控除」の対象になります。


【iDeCoを始めた人】

iDeCoを始めた人は、
その掛金の全額が
「小規模企業共済掛金控除」の対象になります。


【夫が専業主夫になった人】

最近では、
妻が外で働き、
夫が主夫として
家事や育児に専念する家庭もあります。

この場合、
夫の年収が103万円以下なら「配偶者控除」、
103~141万円以下なら「配偶者特別控除」
の対象になります。

お金を払う人は?

お金を払う人は?

【毎月の給料変動が激しい人】

毎月の給料変動が激しい人は、
予定していた年収額が多くなる場合、
天引きされている所得額が少ない場合は、
お金を払うことになります。


【ボーナスが極端に増えた人】

ボーナスからも、
予定の所得額は天引きされていますが、
極端に増えた場合は、
前項と同じ理由でお金を払うことになります。

コツ・ポイント

年末調整の仕組みを理解し、必要な書類や申請など、年末であわただしくなる前に、早めに手続きを済ませておきましょう。(エフピーウーマン)


SNSでシェア