浴室乾燥機で乾かした洗濯物の臭いが気になった場合、その原因がカビであるケースは非常に多いです。何といっても浴室は、カビが繁殖する条件が揃いやすい場所ですからね。そのため浴室乾燥機を使って、洗濯物を乾かしていると、乾かしている間に、浴室のどこかで繁殖しているカビの胞子が、浴室乾燥機の送風によって、洗濯物に付着し、そこで繁殖して臭いを発生させている怖れがあります。
浴室乾燥機のフィルターが目詰まりを起こしていると、乾燥機能そのものが低下します。その結果、洗濯物が十分に乾かず、生乾き特有の嫌な臭いが発生します。フィルターが目詰まりを起こす原因は、お掃除不足です。特に、頻繁に浴室乾燥機を使って洗濯物を干している場合は、洗濯物を乾かしている間に、衣類から出たホコリやゴミが、フィルターにどんどん付着し、それが蓄積して目詰まりを起こすことがよくあるようです。
フィルターに目詰まりしたホコリやゴミを栄養源として、カビが繁殖し、そのカビが臭いの原因になっている場合もあります。
浴室のカビを除去した上で、日頃から浴室内のカビ予防を徹底すれば、大幅な改善が望めます。
カビは、50℃以上のお湯をおよそ5秒間かけると死滅します。1週間に1度のペースで浴室全体に50℃以上のお湯を回しかけるという方法は、カビを予防として効果的です。もちろん、こまめに浴室内の掃除を行い、カビの栄養源となる石鹸カスや皮脂や垢などを取り除いておくことも重要です。
浴室は、換気を徹底してよく乾かして、湿度を下げておくこともお忘れなく!
フィルターを取り外して、目詰まりしたホコリやゴミを取り除くことが適切な対処法になります。フィルターを取り外した後、まずは、掃除機で目立ったホコリやゴミを吸い取りましょう。これだけで、キレイになる場合もあります。
汚れが気になる場合は、水につけて硬く絞った柔かい布で拭いていきます。水洗い可能な場合は、水洗いして、よく乾かしておきましょう。フィルターによっては、洗剤の使用や水洗いができないものがあるので、その点は、事前にご確認願います。
浴室乾燥機の臭いの原因と適切な対処法についてご紹介しました。それでもまだ臭いが気になる場合は、浴室乾燥機内部にカビが発生している可能性があります。その場合は、分解掃除する必要が出てくるため、専門業者への相談を検討してみましょう。
ライター:sion
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