脱毛をしたことがない方にとって、脱毛時の痛みは大きな不安材料のひとつですよね。サロンで光脱毛をするにせよクリニックでレーザー脱毛をするにせよ、痛みが伴うのはほぼ避けられません。
技術の進歩によって新たな脱毛方法が開発され、今では痛みや違和感が生じにくいと評判の脱毛サロンも複数あります。
ただ痛みと効果は比例するので、単純に「痛くなければ良い」と安易にサロンやクリニックを選んでしまうのは危険です。
痛みはありますが、パワーの強い機器を使うことで脱毛に通う回数は抑えられますので、クリニックでは平均5回から6回ほどで脱毛完了します。
しかし、サロンで同じ効果を期待するには10回から多い方だと18回ほど通う必要があります。ですので、自分の痛みへの耐性や通う頻度を考えて、クリニックにするかサロンにするかを考えるとよいでしょう。
「脱毛には痛みがあって当たり前」
この意見を聞いてちょっと脱毛を始めるのが怖くなったというような方もいらっしゃるのではないでしょうか?
しかし、あまり心配しすぎないでくださいね。当たり前ですが、毛の太さや濃さは人それぞれであり、痛みにも個人差があります。
「自分が思っていたよりも痛くなかった!」なんていうことも実は多いのです。インターネット上にはさまざまな情報が書かれていますので、心配になる方もいらっしゃると思いますが、あまりその情報を過信しすぎるのはやめましょう。
あまりにも心配な方は、お試しで脱毛ができるお店もあるので、そちらで痛みの程度を見極めるのもおすすめですよ。
また、痛みの感じ方だけでなく肌の状態によっても痛みは異なります。肌が乾燥していたり日焼けしていたりすると痛みを感じやすいこともあるので、日頃の肌ケアや日焼けには十分注意してくださいね。
脱毛には、クリニックで施術を受けられるレーザー脱毛と、サロンで行う光脱毛があります。これらのふたつは脱毛する機械に違いがあり、痛みの違いはその脱毛方法の違いを反映しています。
レーザー脱毛は、その名の通りレーザーを用いて毛根を死滅させます。そのパワーは光脱毛に比べて圧倒的に強いのが特徴です。そのため、照射と同時に冷却を同時にしてはいるものの、熱や痛みを強く感じることが多いのです。
照射する温度は光脱毛が約60℃から70℃であるのに対し、レーザー脱毛は約200℃とも言われているのです。
光を当てる際に、毛根周辺の皮膚に熱が伝わることで、やけどのような状態になってしまうのです。
引用元:【脱毛の痛みが不安な方へ】最近の脱毛は痛くない?その理由を解説(脱毛LOVE)
一方、光脱毛は照射パワーがレーザーよりも弱く設定されています。光脱毛では1回の施術で毛根を死滅させるわけではなく、毛根を弱らせて回数を重ねていくことで再び毛が生えにくくなるという仕組みです。照射パワーや熱がレーザーよりも弱いため、その分痛みを感じにくくなります。
基本的には脱毛に痛みはつきものですが、脱毛方法の選び方によっては痛みを小さくすることができます。
その代表格と言えるのがSHR脱毛。この脱毛方法は熱の温度が40度程度と、他の脱毛方法よりも低い温度で脱毛を行います。そのため痛みも少なく、特に敏感肌のあなたにおすすめです!
ひとことに脱毛には痛みが伴うといっても、脱毛する部位によって痛みの感じ方は違います。
例えば腕や背中、お腹など、比較的皮膚が分厚い部位は痛みを感じにくい傾向にあります。
一方で、肌が薄い部位は痛みを感じやすいのです。具体的にはVIOや顔、脇の脱毛は痛みを感じやすいですね。
「レーザー脱毛は痛いから無理」と最初から脱毛方法を絞ってしまうのではなく、自分の脱毛したい部位は痛みを感じやすいのかどうかを考えることが大切です。
それも考慮に入れた上で脱毛サロンやクリニックを選んでいくと、より脱毛の満足度も高くなるでしょう。
脱毛部位の中で最も痛みが強いといわれるのがデリケートゾーンです。その原因は、「毛の太さと濃さ」にあります。
レーザー脱毛や光脱毛は、黒い色素であるメラニンに反応して照射される仕組みです。
デリケートゾーンのムダ毛は特に毛質が濃く太いので、他の部位よりもレーザーや光を集めやすいです。
それだけでなく、デリケートゾーンは肌同士が触れたり、下着との摩擦によって黒ずみが発生しやすい部位ですよね。それにも少し反応してしまうので、より痛みが増してしまうのです。
痛み自体は瞬間的なものですが、連続的に照射する必要があるので、断念する人もいるそうです。
また生理前や排卵日前後といった女性ホルモンが不安定な時期は痛みを強く感じる場合があるので、不安な場合は避けましょう。
また、デリケートゾーンの痛みを抑えるためには、事前処理も重要です。適切に対応することで、痛みを和らげる効果も期待できます。
ポイントは、2~3日前に電動シェーバーやカミソリではなく、眉毛用のハサミなどでカットすることです。いきなり電気シェーバーで剃ってしまうと毛が絡まり、肌を痛めてしまう原因となります。
引用元:VIO脱毛の事前処理って必要?いつ?どうやって?を完全解説!(脱毛LOVE)
また、しっかり保湿しておくことで肌荒れを抑え、脱毛効果を高めながら痛みを抑えることができますよ!
痛みが苦手だからとレーザー脱毛を諦める必要はありません。痛みが苦手で耐えられない人や、実際に脱毛して痛みを強く感じる人などは、麻酔を使用することができます。
クリニックによっては追加料金が発生しますが、痛みに不安を感じるなら我慢せずに麻酔してもらう方が良いでしょう。
麻酔は麻酔クリームや笑気麻酔を取り入れているクリニックが多いです。笑気麻酔はあまり聞きなれないかもしれませんが、亜酸素化窒素のガスを吸入して感覚を鈍くする麻酔です。
笑気麻酔とは、鼻からガス(亜酸化窒素と酸素)を吸い込み、意識をぼんやりとさせることで痛みを感じにくくさせるものです。
引用元:【脱毛の痛みが不安な方へ】最近の脱毛は痛くない?その理由を解説(脱毛LOVE)
吸入用マスクを使用し、装着後30秒ほどで麻酔が効いてきます。麻酔を付けている間だけ効果があり、身体にも無害で安心です。
例えると、お酒を飲んで酔っ払っている感じに近く、痛覚が鈍くなります。ただ、妊娠中は使用出来ませんので注意してくださいね。
脱毛時に痛みが生じてしまう可能性に備えて、事前にロキソニンの服用を推奨しているクリニックもあります。
脱毛した時の痛みを抑える鎮痛剤として使用することができます。
ただ、施術に当たって脱毛の痛みが心配な場合は、そういった薬を服用できるのか、あらかじめサロンや専門のクリニックで確認しておくことが必要です。脱毛の光に反応して副作用を引き起こす人もいます。
どうしても我慢出来ない痛みがある場合に頓服として処方されるケースも多いので、毎回使用するのではなく、最低限の使用範囲に止めておきましょう。上手に対応して痛みを緩和していくことが大切です。
脱毛の痛みが本当に心配で受けるのをためらっている人は、まず利用しようと思っているサロンなどで相談してみるのがおすすめです。
サロンやクリニックではそういった方たちのために、脱毛の無料体験や格安の脱毛コースを設定しているところが多いです。実際に施術を行って体感すれば安心出来ますし、場合によっては麻酔を使えばどうかといった具体的なアドバイスも受けられます。
なお、サロンやスタッフで痛みについて質問する時は、自分が受けたいのがどの部分で、利用したい脱毛方法はどれなのか(ニードル脱毛や光脱毛、レーザー脱毛など)を伝えてから痛いのかどうかを聞いてみると話がスムーズに進むでしょう。
実際に脱毛を始めている人でも、痛みが強い場合には出力を下げて施術することも可能です。スタッフさんにいえばすぐに対応してくれますので、我慢せずに相談してみましょう。
今回は脱毛時の痛みについてご紹介してきました。光脱毛とレーザー脱毛で痛みが違う理由を理解できると、サロン・クリニック選びもスムーズに進められますよね。
最近は「痛くない脱毛」と評判の光脱毛や医療脱毛もあるので、それらもしっかりチェックしましょう!
脱毛する部位によって強い痛みを感じることもあるかもしれませんが、クリニックの場合は麻酔を利用できるなど痛みを軽減する方法もあります。
痛みを感じることは避けられないので、不安な方はそういった処置もぜひ利用してみてくださいね!
◯脱毛時の痛みには個人差があるが、痛みと効果は比例する!
◯脱毛の痛みに耐えられないあなたは、脱毛箇所や脱毛方法を変えたり、麻酔を使用したりするといい!
◯気になることがあれば、クリニックやサロンのスタッフにすぐ相談!
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