例えば、すでに4分の1にカットされたスイカを切る場合、通常は、大きさが同じになるように気を付けて、垂直方向に人数分を切り分ける、という切り方が一般的ですよね。
しかし、スイカは真ん中が一番甘いために、そのような切り方をすると、大きさは同じでも、甘さに大きな差が出てしまうのです。スイカの真ん中の部分をとった人は、当たりで、甘くて大満足できても、スイカの端っこの部分をとった人は、外れで、甘くないという不公平な事が起こってしまうということですね。
それをなくすためには、どの人にも中心が入るようにする切り方をする必要があります。これからご紹介するスイカの切り方を試してみましょう。
スイカを丸ごと切る場合も、すでに4分の1にカットされている場合も、ポイントは同じです。
丸ごとの場合
あとは、横半分に切ったスイカの真ん中の頂点が全員に行きわたるように、人数分同じ大きさに切り分けるだけでOKです。こうすることで、どのスイカをとっても、真ん中の一番甘い部分が入るため、甘さも大きさも公平になります。
スイカの真ん中の部分から放射線上に切るようにすれば、甘い部分を公平に切り分けることができるということですね。カットされたスイカを分ける場合も、このポイントを押さえておきましょう。
丸ごとのスイカを切る場合に、ぜひ、試していただきたい切り方になります。
そうすると、断面に白い模様を確認できます。種は、その白い模様の周辺に集中して並んでいます。ちなみに白い模様が維管束です。
そうすることで、どのスイカにも種が表面に出ることになります。また、白い模様(維管束)は、スイカの真ん中から皮の方に向かって出ているので、その模様に沿って切ることで、真ん中の一番甘い部分がどのスイカにも均等に行き渡ります。
あとは、スプーンなどで食べる前に簡単に種を取り除けば、食べるときに種が邪魔になることもありませんよ。種の苦手な小さなお子さんにスイカを切り分ける場合に、ぜひお試しください。
甘さが同じになるスイカの切り方についてご紹介しました。ご納得いただけたでしょうか?この切り方ですと、どのスイカをとっても、甘いので、誰もが笑顔になれること間違いなし!ですよ。
ライター:sion
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