これは実際にされているご家庭も多いかと思いますが、”やる事リスト”などを使った「○○時になったら勉強はじめようね」という時間割方式。
これ、娘には無理でした。なぜなら家だと
「あと10分ダラダラしてから~」
と、どんどんやるべき事が後回しになってしまうから。娘の気持ち、よく分かります。先延ばしゴロゴロ星人気質は、ママの血筋ですもの。
でも、自分の事は棚に置いて、娘にこれをやられるとイライラ!!
「もうはやくしなさい!約束したでしょ!」と、よく親子バトルを繰り返していましたよ💦
夏休みの宿題も例に漏れないと思うのですが、大人だと分かる
●先にしんどい事をやれば、後が楽だよ!
●今やらないと、時間が足りなくなって、最後は慌てて大変な事になるよ!
これ、子どもにはなかなか通じませんよね。
我が家でも、口すっぱく言った所でちっとも響かず、
「大丈夫~♪後でやるから~」という娘をイライラしながら見守る
で、結局できず「ほれみたことか!だから言ったでしょ!!」とお小言を被せる
を繰り返していました(;´Д`)
そんな状態から数年経ったある日、塾に行き始め忙しくなってきた小4辺りに、こんな事をやったお蔭で子どもの時間への意識が変わりました。それは
【一日は24時間しかない】
という事を見える化した事。
時って生きている限り、ずっと続いていくもの。だから、子どもには”一日”という生活の時間枠が、頭で説明されるだけではイメージしにくい。なのでこんなシートを作って、起きている時間を見える化してみました。
その後、曜日別にまずは
①毎日決まってやる事(朝起きる・学校・お風呂に入るなど)
②やらなくちゃいけない事(宿題・習い事・片づけなど)
を書き出し、24時間の枠の中に、まずは①を組み込み→次に②を本人が負担なく出来そうな時間帯に、話し合いながらパズルのように当てはめていきました。
この二つの作業をしてはじめて、娘は
「今、するべき事を先延ばしにすると、後の自由な時間がなくなる」
「今、やれば後が楽」
という感覚がやっと分かったようでした。見える化おそるべし!
百万回の小言より、これは効果抜群でした。
とはいえ嫌な勉強などは、なかなかスタートしてもはかどりません。そこで、ストップウォッチ付きの時計を購入。
★セイコー クロック 目覚まし時計 百ます計算 陰山英男モデル ★
https://kakaku.com/item/S0000820093/
すると”毎日やるべき事”を、自分は大体何分位で出来るのか?という時間感覚が身に付き、
今ちょっと頑張れば、あとはもっとダラダラ出来る。というのが、わかる様に!!そのおかげで、娘の先延ばしぐせが徐々に解消されました。
この時計はアナログとデジタルタイマーが同時に確認でき、「あと何分」と設定した時間が理解しやすく、タイマーがピピっと鳴るので、ゲーム感覚で楽しいのも娘に合っていた様です。
このステップを繰り返す事で、
自分で計画をたてる→実行する→うまく行かなかったら自分にあったやり方を考える
という時間管理が、2年経った小6になってやっと自分で出来るようになりました。
また、自分で時間管理ができるようになって、生活にめりはりがついたのか、ダラダラ時間をもっとリラックスしたい。と工夫するようになりました。
今の小学生は大人より忙しいですからね・・・
今では、空いている時間に、自分の好きな音楽を聴いたり、時間を決めてTikTokを観たり、ピアノを弾いたりと有効に使う工夫をしてるみたいです。
スマホ片手にソファーで永遠ゴロゴロしがちな私とは大違い・・・(反省(;^ω^))
時間管理は大人でも難しい!
このアイデアも、合う合わないはお子さんによって違うと思いますが、私も経験済の「やりなさい!やらない!」の親子バトルの繰り返しはしんどいですよね💦
ちょっとした提案で変わる事もあると思うので、みなさんのご家庭の何かの参考になれば嬉しいです。
コメント
全て既読にする
コメントがあるとここに表示されます