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もしかして間違ってない?ハイターとキッチンハイター及びワイドハイターの違いについて知ろう

もしかして間違ってない?ハイターとキッチンハイター及びワイドハイターの違いについて知ろう
投稿日: 2019年5月20日 更新日: 2019年5月22日
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『助家事さん』は株式会社タスカジ( https://taskaji.jp/)が運営する...
 シリーズで販売されているため、ハイターと名のつく製品は、市場に数多くの種類が流通しています。そのため、ハイターとキッチンハイター、ハイターとワイドハイターなど違いがよくわからいという方は思いのほかたくさんいらっしゃるようです。そこで今回は、それぞれのハイターの明確な違いについてご紹介します。

そもそもハイターとは?

 ハイターとは、株式会社花王から販売されている塩素系の液体の漂白剤のことです。最初は、花王ブリーチという名称で、1962年に販売されましたが、1966年に、花王ハイターに名称が変更されたようです。なお、花王ブリーチは、業務用として現在も販売されています。

ハイターは、花王が販売しているすべての漂白剤のブランド名の総称としての役割も果たしています。そのため、花王から販売されている漂白剤には、すべてハイターという名がついています。そのことが混乱を招く大きな要因になっているようです。

例えば、同じ洗濯用であるハイターとワイドハイターの区別がつかず、どちらもハイターがつくために、同じだと思って使っているケースは、意外とたくさんあるようです。また、ハイターをキッチンハイターの代わりに使っているというケースも!

それぞれの違いについてこれから詳しくお伝えします。

ハイターとワイドハイターの違いは?

 ハイターとワイドハイターでは、ハイターが塩素系漂白剤に対して、ワイドハイターが酸素系漂白剤という明確な違いがあります。また、漂白力についても違いがあり、ハイターの漂白力の方が、ワイドハイターよりも強力です。

株式会社花王では、ハイターシリーズと、ワイドハイターシリーズに分類して、それぞれのシリーズに該当する製品を各種取り揃えています。ハイターシリーズは、洗濯用、キッチン用、トイレ用、と幅広い用途の製品が揃えられているのに対し、ワイドハイターシリーズは、用途が洗濯用に限られている点が違っています。

また、同じ洗濯用でもハイターとワイドハイターの違いは、ハイターが白物衣類の漂白に限定されるのに対して、ワイドハイターは、白物に加え色柄物の衣類にも使える点も違っているようです。

ちなみにそれぞれのシリーズで販売されている製品は以下の通りです。

<ハイターシリーズ>
ハイター、キッチンハイター、キッチン泡ハイター、
キッチンハイター除菌ぬめりとり、
パイプハイター強力高粘度ジェル、強力カビハイター、
洗濯槽ハイター、トイレハイター


<ワイドハイターシリーズ>
ワイドハイター、ワイドハイターEX 液体タイプ、
ワイドハイターEXパワー粉末タイプ、
ワイドハイターEXパワーガンコなシミ用スプレータイプ

キッチンハイターとハイターの違いは?

 同じハイターシリーズの製品の中では、キッチンハイターとハイターの違いがよくわからないというケースが比較的多く、花王にも、両者の違いに関する質問が寄せられているようです。

キッチンハイターは、キッチン用品の漂白に、ハイターは、衣類用の漂白に使用される点が違っています。また、キッチンハイターの方には、洗浄成分である界面活性剤が加えられているので、漂白だけでなく軽い汚れを落とせる点も違っているようです。

ただ、どちらも主成分が、塩素系の次亜塩素酸ナトリウムである点は共通しています。そのため、キッチン用品の漂白に、ハイターを使用しても、漂白自体は問題なくできるようです。しかし、メーカーである花王は、キッチン用品の漂白に洗濯用のハイターを使用することは推奨していません。

コツ・ポイント

それぞれのハイターの違いについては、ご理解いただけたでしょうか? 思わぬ事故を未然に回避するために、それぞれの用途に合わせて使い分け、さらに、使用の際には注意事項をよく確認しておきましょう。

ライター:sion


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