当初は和室のエアコンの位置を変えて設置する予定だったので、それに伴い室外機の場所も変わるため、まず最初に外を見て、「室外機を置くスペースが十分あるか?」を確認されていたpanasonicさん。
室外機を置くスペースが狭すぎると、周りに熱を放出しにくくなり冷房効率が落ちるので、ゆとりを持って設置する必要があります。
室外機の周囲に必要なスペースがカタログに記載されているので、まずはそのスペースが確保できるかどうかをしっかり確認しましょう!
また、隣の家との距離や、お庭、窓の有無なども合わせて確認されていました。
お隣との距離が近い場合、お庭の植物に温風による影響が出てしまったり、お隣のリビングの掃き出し窓などの前に室外機を置くと、騒音や温風で迷惑になってしまうこともあるんだそう。
自宅のことだけではなく、周りのお家の状況もしっかり考慮することが大事なんですね!
リビングにもともとついていたエアコンは、2階の洋室に移設してもらうことになったのですが、
ここはベランダの位置の関係で、室外機をエアコンの真下ではなく少し横に置くことに。
なので屋外の配管を横方向に伸ばしてから降ろすことになりますが、この時に意外な盲点となるのが「勾配」!
配管を横向きに這わせる時は、配管内を水がうまく通るようにするため、少し勾配をつけて斜めに設置する必要があるんだそう。
ですが、屋根と窓の間の高さが狭かったり、幅が狭かったりする場合は、十分な勾配がつけられず室外機を思っていた位置に置けない・・・というケースもあるんだそう。
わが家の場合は、なんとか勾配がとれそうだということで無事ベランダに室外機を置けることになりました。
が、勾配がとれずベランダに置けない場合に、1階部分まで配管を伸ばして室外機を置くことになったケースも実際にあるそうなので、注意が必要ですね!
室外機で作られた冷たい空気が配管を通ってエアコンから放出されるため、冷房効率を上げるためにも配管はなるべく短いのがベスト。
なので、室外機を近くに置けるようにして配管を短くするためにも、前回Panasonicさんが言われていた「家の設計段階でエアコンの取り付け位置を決めておく」ということが効果的なんですね!
これから家を建てられる方は、ぜひ参考にされてみてくださいね。
「室外機置き場が必要」ということはわかっていましたが、隣家への影響や、勾配の関係で置けない場合があるということまでは考えが及んでいなかったので、とても勉強になりました。
室外機が原因でご近所トラブルになってしまうというケースも実際にあるそうなので、適切な位置に設置して気持ちよく使えるようにしたいですね!
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