わが家は、リビングの奥に和室がある間取りです。
リビングと和室にそれぞれエアコンを設置しているのですが、このような間取りの場合、どのような向きでエアコンを取り付けるのがオススメなのかを伺ってみました。
和室のエアコンは、長手方向に風が出るようにと、左側の壁にエアコンを取り付けたわが家。
でもこの間取りの場合は、「正面の壁にエアコンを取り付ければ、リビング側にも風が流れてくるので、効率がいいですよ」と教えていただきました。
そんな発想は全くなかったので、まさに目からウロコ!!
単純に「長手方向がベスト」というだけではなく、間取りによっても変わってくるのですね。
また、正面に付ける場合も、風の抜けやすさでいうと、真ん中(赤枠部分)につけるのがベストですが、ここだとリビングから丸見えになるので、美観的には劣ってしまいます。
なので、美観を重視するのであれば、リビングから見えにくい左側(青枠部分)に配置するのがベター。
冷暖房効率と美観のどちらを優先するか?といったバランスも大事ですね!
上記のことをふまえて、青枠部分に新しいエオリアを設置することにしたのですが、左側の古いエアコンを取り外してみると、エアコン周りの壁紙の変色や、設置していたネジ穴が予想以上に目立つという思わぬ結果に。
また、青枠部分に新しく設置する場合、室外機のダクト用の穴を新たに開けることになるので、古いダクト穴が残ってしまうというデメリットもあります。
やはり場所を変えるとなると、いろいろなデメリットが出てくることを実感しました。
そのような理由から、和室にエオリアを設置することは断念し、リビングの既存のエアコンをエオリアにつけかえることにしました。
が、次にここで意外な盲点となったのが、エアコンの両側にあるカーテンレールです。
このカーテンレールは、先端に飾りがついているうえに、ドレープカーテンのレールが上前方に突き出ているので、エアコンの設置スペースがかなり狭くなってしまう形状だったんです。
そのため、エオリアが入らないかも・・・とのことだったのですが、先端の飾りを外すことで(右の赤い〇部分)、なんとか無事に設置できました!
今回はギリギリ設置できましたが、カーテンレールを選ぶときは、エアコンの設置スペースを考慮しておくのも大事ですね。
紆余曲折ありましたが、なんとか無事にエオリア設置完了!
エアコンの設置場所は、効率や美観・カーテンレールなど様々なことが関係するので、思った以上に奥が深いと実感しました。
これからエアコンの設置や買い替えを検討されている方は、そのあたりも考慮して、エアコン選びの参考にしてみてくださいね!
次回は、室外機置き場についての注意点とポイントをお送りします。
「家を建てる時には、設計段階でエアコンの取り付け位置を決めておくのがオススメです」と、Panasonicさん。
家が建っていざエアコンを設置しようとした時に、「コンセントや配管が遠い」「窓と壁の間のスペースにエアコンが入らなかった」「室外機が置けない」ということもあるんだそう。
これから家を建てられる方は、ぜひ事前にエアコンの場所についても相談してみてくださいね!
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