一般社団法人フードサルベージが提案している
料理力を向上できるイベント。
通常の料理教室は先生が考案したレシピを習うところが多いのですが、
レシピを参加者たちが考え、実際に調理するのがサルベージパティ。
参加型イベントなので帰宅してからも実践しやすい内容になっています。
サルベージパーティの目的は
持て余している食材をみんなで持ちよりおいしく料理に変身!
冷蔵庫で沈んでいる食材を救出(サルベージ)!
・・・ということで、今回集まった食材はこちら。
寒天・白玉粉・車麩・ゆず・ゆであずき、
りんご(紅玉)・白菜・素麺など。
主催の方のお話だと、
贈答品に多い乾麺はサルベージの定番食材だとか。
確かに、我が家でもゆでて食べる以外の方法が思いつかず、
料理がマンネリする食材のひとつです。
まずは参加者が二組のグループに分かれて、
それぞれのチームで集まった食材をどんなレシピに使えそうか
思いついた調理法などをシェア!!
普段、料理をしないビジネスマンの方でも
みんなで話し合うことで、
次々にアイデアが浮かびます。
ここででたアイデアに不正解はありません。
どのアイデアも、今日から使えそうなものばかり。
このシェアタイムだけでも、
「脱・いつもの料理」になるアイデアのヒントがつかめました。
シェアタイムの後はワークショップのグループで、
それぞれ考案された料理をレシピ通りに調理しました。
この日の参加者は、
主婦・学生・ビジネスマンとそれぞればらばら。
普段あまり料理をしてなくても、
みんなで助けあって作るので、
家庭科の調理自習のようなノリで楽しめました。
同じ作業をするということで、自然と会話が生まれ、
初対面同士でも和気藹々とした雰囲気になるのがよかったです。
よく、使い切れないという声が出ていた
乾麺はおしゃれなパスタ風に♪
ゆでた後に、さっと炒めて、
たれを絡めています。
学生さんが「一人だと食べきれない」と、
持参したエビせんべい。
粗く砕いて、パラパラかけています。
こうすることで、ちょっとしたおもてなし料理風に!
1個丸ごと使いきれないという白菜と
使い道すらわからなかったゆず。
コールスロー風のサラダに。
千切りした白菜に、
ゆずとマヨネーズを合わせたドレッシングを使っています。
あっさりした料理なので、
てりやきチキンをのせてボリュームアップ。
「そのままでは飽きる」と言われたりんごはコンポートに。
今回の品種が紅玉と言うお菓子によく合う品種。
とてもおいしくて、参加の方の評判も上々でした。
りんごの寒天と白玉のデザート。
もらいものでもらった寒天と白玉。
普段お菓子を作らないので、
まったくどう調理していいかわからないとのことでしたが、
簡単で、おうちカフェを盛り上げてくれるスイーツに♪
〆は今回のサルベージシェフより、
食材をアレンジするコツなどをお話しいただきました。
ありあわせの食材を活用するコツは
普段使っている、調味料やレトルト食品があれば
使っている原材料を覚えておくこと。
例えば、トマト缶ととんかつソースがあれば、
デミグラスソース風にできるかも?といった具合に、
どれとどれを合わせたら、代用できるか想像がつくようになるそうです。
料理の腕が上がることで、
毎日のご飯が更に美味しくなるだけでなく、
食材の無駄が減ったり、
半端野菜などを使い切ることで、食費の節約にもつながります。
全国のサルベージイベントは
「サルベージパーティ」公式サイトでチェックできます。
毎日の献立作りにマンネリを感じ始めていたら、
自分では思いつかないようなアイデアを頂いてみてはいかがでしょうか?
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