欠けてからでは遅すぎる? グラスや食器の寿命と交換の目安について

欠けてからでは遅すぎる? グラスや食器の寿命と交換の目安について
投稿日: 2019年1月20日 更新日: 2019年1月20日
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毎日の食卓に欠かせないグラスや食器類ですが、それぞれの寿命については、あまり意識せずに、使われているのではないでしょうか?しかし、安全面を考慮すれば、それぞれの寿命を把握し、欠ける前に交換しておいた方が安心です。そこで今回は、グラスや食器の寿命と交換の目安についてご紹介します。

グラスや食器の寿命について

グラスや食器の寿命については、それぞれの素材が持つ耐久性、使用回数、取扱い方によって、かなり大きな違いが生じるようです。

耐久性の高い素材で作られているグラスや食器の方が、壊れにくく、寿命も長いと考えられます。また、同じ程度の耐久性を持つ素材でも、使用回数の多いもの方が、寿命は短いですし、同じく、丁寧に扱われたもののよりも、ぞんざいに扱われたものの方が、寿命が短くなると考えられます。

ただ、個体差もあるため、たとえ素材や使用回数、取扱い方が全く同じグラスや食器であっても、それぞれの寿命に違いが生じることになるようです。

このように、グラスや食器の寿命は、実際問題、厳密に把握するのは非常に難しいといえそうです。ただ、それぞれの素材の特徴と耐久性を把握しておくことは、それぞれの寿命を把握する上で、ある程度助けになることだけは確かです。

グラスや食器の主な素材の特徴と耐久性について(1)

・陶器の特徴と耐久性について

「土もの」とも呼ばれ、陶土と呼ばれる粘土が原材料となっています。焼き目が粗めで、軽くて柔かい質感がありますが、ひび割れをおこしやすく、その分、水分やニオイが染み込みやすいです。ひび割れしやすく、割れたり欠けたりしやすいため、耐久性は取扱い方に大きく影響します。

全く使用していなくても、保管している間に保管場所によってはカビ臭くなってしまう場合もあります。

・磁器の特徴と耐久性について

「石もの」とも呼ばれ、粉砕された石を粘度に混ぜ、高温で焼かれています。密度が高く、硬い質感で、陶器よりも耐久性に優れています。九谷焼や有田焼きが有名です。

ただし、破損した場合は、破損した部分が鋭利になり、ケガをしやすいので注意が必要です。食器洗い機を使用すると変色する場合もあるようです。

グラスや食器の主な素材の特徴と耐久性について(2)

・ガラスの特徴と耐久性について

食器のほかにグラスの素材としても用いられています。一般的なガラス、クリスタルガラス、強化ガラス、耐熱ガラスがありますが、どれも、耐久性は高く、正しく取扱っていれば、寿命を気にせずに、使い続けることが可能です。

ただし、耐熱ガラス以外は、急激な温度変化に弱く、特に急激に冷やした場合は、破損(場合によっては爆発)の怖れがあるので厳重な注意が必要です。

・樹脂製の特徴と耐久性

いわゆるプラスチック製で、およそ1000回程度の使用に耐えられるように製造されているものが多いです。1日1回使用した場合、3年程度が寿命と考えることができそうです。

グラスや食器の交換の目安は?

それぞれのグラスや食器の表面をチェックし、キズや、ひび割れがあった場合は、それが交換の目安となります。そのまま使い続けると、その部分から破損する怖れがあるので一刻も早い交換をおすすめします。

グラスは、たとえ使用に問題がなくても、光沢が失われ、洗っても曇りが取れない場合、それも交換の目安となります。

コツ・ポイント

グラスや食器の寿命と交換の目安についてご紹介しましたが、いかがでしたか?このほかに、使い続けているうちに、飽きが生じた場合や、新年や引っ越しを機に、気分を一新したい場合なども、交換のタイミングとしては、適切といえるかもしれません。

ライター:sion


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