お知らせ

お知らせがあるとここに表示されます

コメント

コメントがあるとここに表示されます

編集部からの連絡

編集部からの連絡があるとここに表示されます

解熱剤を効果的に使うには…

解熱剤を効果的に使うには…
投稿日: 2014年9月30日 更新日: 2017年3月6日
閲覧数: 560
2
author
3児の母、医療関係の仕事をしています。 身近なものを使った工作や...
子供は大人のように体温調節の機能も十分でないので、ビックリするような高熱を出すことも…。

とはいえ、発熱しているのは実は病原菌やウィルスと戦っている証拠。
悪いのは“熱があること”ではなく“熱が辛くて水分や栄養、睡眠が十分にとれないこと”であり、特に熱に対する持病がなければ、熱が高いからと言って、必ずしも解熱剤を使用する必要はありません。

熱に対する強さは人それぞれ。一番近くで子供をみているママから見て「辛いかどうか」“眠れるか”“元気があるか”です。

ちなみに、
坐薬→喉痛や吐き気で内服が難しいとき
内服薬→下痢がある時。
に便利です。

治すのは本人の免疫力、でもずっと病気と戦うのは疲れてしまう…そんなときの一時休戦のために解熱剤を。
子供は大人より高熱を出しやすいですが、大人より熱に強いことが多いです。
高い熱が出てもそれで脳が侵されることはまずありません。
ちなみに、熱がぐんぐん上がっている最中、子供が寒気を訴えるような時に解熱剤を使ってもあまり効果が上がらないことも。
熱が上がりきって「暑い」と訴えるようなタイミングで使った方がスッと熱が下がることがあります。

コツ・ポイント

熱が高く出て一番心配なのは脱水です。
特に熱に加えて嘔吐や下痢があるときは要注意です。
一口ずつでも様子を見ながら水分をとらせてあげるとよいです。氷をなめるのも一つの方法です。
水分が少しずつでもとれていて、おしっこが出ていれば大丈夫ですが、おしっこが出なくなってきたり、肌に弾力がなくなったり、唇がカサカサしてきたら脱水症状が疑われるのですぐに受診するようにした方がよいでしょう。


SNSでシェア
詳しく見る