「赤提灯の飲屋街」というイメージのあった赤羽は、「子育てするなら北区が一番」を掲げる北区にある街でもあります。子育て支援の取り組みが充実し、子どもを遊ばせられる大型公園も豊富にあるので、今やファミリー世代向けというイメージに変わってきているようです。
【街の声】
・「すっかり居酒屋の街という印象だが、赤羽だから安くてうまい店が多い。小さい隠れ家的な店も結構あるので、それを探す楽しみもある」(30代・男性)
・「十条駅から徒歩6分の特別支援学校は、障害者を総合的に支援する北療育医療センターや障害者総合スポーツセンターに隣接。障害者が安心して活動ができる環境にあります。福祉のサポートも整っている場所だと感じています」(40代・男性)
【写真】広々とした赤羽公園。近所の子どもたちで賑わっている
新宿・東京の両方面へのアクセスの良さで、拠点性の高い立地。上野東京ラインの開業で、東京・品川方面のアクセスはさらによくなりました。昭和37年に建設された総戸数3,373戸からなる大規模団地「赤羽台団地」が再生事業で「ヌーヴェル赤羽台」になり、建替え人気に。北区のターミナル駅として、電車・バスの交通網が充実しています。
【写真】赤羽駅東口の風景。土日平日を問わず多くの人でにぎわっている
イトーヨーカドーやダイエー、西友といった大型スーパーがあることに加え、近くには商店街も2つあり、生活していくうえで必要なお店が充実しています。赤羽公園や赤羽自然観察公園などの公園も生活圏にあり、大人だけではなく、子どもも生活しやすいのが人気の秘密なのかもしれません。
【街の声】
「都内としては環境の良いほうかもしれませんが、主要道路へも近く、近くの工場へ向かうトラックなどもよく通るのが少々ネックです」(20代・女性)
【写真】JR「赤羽」駅東口の商店街・LaLaガーデン
「東京」駅や「大手町」駅など都心中心部へのアクセスは意外に良好。電車は混雑することも。湘南新宿ラインの開通により、「東京」駅・「新宿」駅・「池袋」駅といったオフィスエリアへのアクセスが便利に。
【写真】交通網が発達している赤羽だが、東口を出れば飲み屋街がありホッとする
駅周辺には、歴史が古い公立小・中学校があります。近年は再開発エリアにマンションが増え、それに伴って小・中学校の教育レベルが上がっているとも。教育環境は充実しています。図書館や大型公園といった公共施設も多くあり、ファミリーの暮らしやすい環境が整っている印象。
【写真】2017年に新しく開設された東洋大学赤羽台キャンパス
23区内の穴場的存在でしたが、近年は価格が上昇して人気のエリアになりました。コストパフォーマンスは下がっている印象があります。伴って、マンション価格は上昇気味になり、やや手が届きにくくなっています。新築戸建ても上昇傾向にありますが、それでも中央線の駅前立地に比べると割安なため、高所得層なら購入可能な価格帯です。
【街の声】
「以前よりも物価が上昇した感はありますが、ほかの地域と比べるとまだ安く、それほどコスパの悪さは感じられません」(30代・男性)
「URの賃貸もあり、賃料はリーズナブル。マンション価格は中古も含め、近年上昇しています」(40代・男性)
【写真】浜焼きが有名な超人気店「赤羽 トロ函」。コストパフォーマンスも良く、一軒目に最適
参照記事 https://magazine.aruhi-corp.co.jp/0000-1332-2/
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