炊事や洗濯と違い、庭掃除のように毎日する必然性のない家事は、どうしても後回しにされがちになりますよね。「そのうちやろう、そのうちやろう」と思いながらも、なかなか手が付けられずに、長い間、放置してしまう、というケースも珍しくありません。
放置すればするほどお掃除が大変になるのは言うまでもありませんが、放置すればするほどお掃除に対するストレスも、まさにハンパないものになるものです。結局、やる気になれず、ますます放置してしまう、という負のスパイラルに陥ることに!
そんな庭掃除のように、何かと面倒で、ついつい後回しにしがちな家事を着実にこなすためには、家事リストを作り、そのリストの中にしっかりとそこに組み込んで、はっきりと目に見える形でにしておく、すなわち、「見える化」するのが一番です。
まずは、ほぼ毎日する必然性のある家事を書き出しましょう。書き出す際のコツは、なるべく細分化することです。例えば、洗濯なら、洗濯物を仕分けする、洗濯機を回す、洗濯物を干す、たたむ、など洗濯に関する一連の作業を細かくしておきます。できれば、作業にかかるおよその時間も書き込んでおくと、スケジュールを立てやすいです。
次に、今度は、庭掃除などの特に毎日する必然性のない家事を、同様に細分化して書き出していきます。例えば、庭掃除なら、草むしりをする、庭を掃く、庭のゴミを拾うなど。
あとは、一覧表を作り、そこに細分化した作業を記入していけば、家事リストの完成です。家事リストの作成方法に、特に決まりはないので、各自最もわかりやすいように工夫してみましょう。
例えば、時間帯、家事名、所要時間、作業済みなどの項目を設けて表を作るという方法が最もシンプルです。
家事リストに組み込まれている家事は、すべて必ず行わなければいけないというわけではありません。
家事リストを元に、その日の予定と照らし合わせながら、その日のスケジュールを組み立て、あとは、そのスケジュールに従って家事を進めればそれでOKです。作業を行った家事は、作業済みの項目にチェックを入れておくようにしましょう。
庭掃除のように、毎日する必然性のない家事は、スケジュールに余裕のあるときに、組み込むようにしましょう。
家事リストをもとに、別に庭掃除だけのスケジュールを考え、そのスケジュールに基づいて作業を進めるというのも一案です。いずれの場合も、頭の中で、「そのうちに」と考えるよりは、「見える化」することで、実践しやすくなりますよ。
ライター:sion
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