作り置き料理は、基本的に冷蔵で保存して、食べる際に再加熱するという方法が一般的です。しかし、冷蔵保存した作り置き料理の消費期限は、料理内容や調理方法によって多少の違いはありますが、通常は作ってから2日間~3日です。消費期限内に食べきってしまえるのあれば、冷蔵保存の方が便利です。ただ、もし、それ以上持たせたい場合は、冷凍保存することをおすすめします。
特に、夏場は、湿度や気温も高く、どうしても傷みやすくなるため、できれば冷蔵で保存するよりも冷凍で保存したほうが何かと安心です。
作り置き料理を冷凍保存した場合も、冷蔵保存するときと同様に、料理内容や調理方法によって多少の違いはありますが、およそ2週間~3週間が一応の目安となります。ただし、保存の仕方に問題がある場合は、目安となる消費期限よりも短くなってしまうので、その点は注意が必要です。
また消費期限内であっても、時間が経てば経つほど、酸化が進み、冷凍庫内の他の食材のニオイが移りやすくなるので、なるべく早めに使い切るように心がけましょう。
1.保存する容器はよく洗いよく乾燥させた清潔なものを使用
作り置き料理を冷凍する場合に絶対に外せないポイントになりますよ。どんなに保存する容器をキレイに洗っても、水気がついたままですと、それが料理を傷ませる原因になるので気をつけましょう。
また、保存容器に移す際に、お箸やお玉、スプーン等と使う場合は、それもしっかりと清潔にしてよく乾かしておくことをお忘れなく。
2.料理は十分に冷ます
作り置き料理は、十分に冷ましてから保存容器に入れましょう。まだ熱いうちに保存容器に入れて、すぐに冷凍するのはNGです。熱によって水蒸気ができ、それが料理を傷ませる原因になります。
3.可能な限り急速に冷凍する
冷凍時間は、短ければ短いほど、細菌の繁殖を抑えることができます。
4.小分けにして冷凍する
小分けにすると、使う分だけ解凍すればよいので時間も手間も省けて便利です。
冷凍した作り置き料理を消費期限内に美味しくいただくためには、いったん冷蔵庫へ移して自然解凍させる方法がおすすめです。自然解凍後は、必ず、しっかりと加熱する必要があります。凍った状態で、電子レンジなどで急速解凍すること可能ですが、料理の食材によっては、味が落ちてしまうので、よほど急ぐ時以外は、なるべく避けた方が賢明です。
ライター:sion
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