悪くはないんです。
落ち着いた色で、タイルも大きくて、油跳ねも落ちやすい。
でも、色がね。
「色」って、時代がでますね。
古い家なので、ちょっと今風にしたい。
明るい色が好きなんです。
リメイクシートで、ちょこっとだけ今風にしちゃいましょう。
ここを、私好みの明るい場所にしましょう!
下から貼っていきます。
なぜか。
重ねた部分に汚れがつかないため。
重ねた部分が下を向いていると、拭いた時に汚れが残らない。ということです。
昔の障子紙を知っていますか?細長いロールの。
今は、一枚シートを貼るのが主流ですが、昔は、障子の桟に合わせた細長い紙でした。
その細長い紙を順に貼っていくのですが、
上から貼ってしまうと、次に貼る紙の端が上を向きます。
そこに、埃がたまるので下から貼り、張り合わせの端が下を向くようにするのです。
母がそんな話をしてくれた記憶があり、リメイクシートにも採用しました。
貼り始めがとび出ています。
これの処理の仕方は、物差しとよく切れるカッターを用意します。
物差しを端にきっちり当て、カッターを滑らします。
よく切れるカッターは、ここで役立ちます。
一度で切れると、切れた跡も綺麗なんですよ。
L字で、しかも上は三角斜め。
こういう場合は、先にL字の部分に切れ目を入れておきます。
*レンジフードは、底辺がまっすぐに見えますが、実は、斜めに下がっています。
斜めの上がっているところを基準に、シートにまっすぐ切れ目を入れておきます。
貼った後、下がっている部分が余るので、カッターで切り取ります。
*上の斜めの部分も、奥に広がっています。
一番上の広い部分を基準にシートを残し、貼り、余った部分を切り取ります。
*柄合わせがあるので、先に貼った柄に気を付けてください。
柄なしより柄ありの方が、シートが余分に必要です。
購入するとき、シートの量に気を付けてください。
ぷくっと膨らんだ部分に、カッターの刃を当て軽く切り目をつけます。
そこから空気を抜き、指でしごきます。
空気がなくなりました。わかりますか?
カッターの切れ目は、ほんの少しでいいですよ。
ほかの気泡も、この作業を繰り返します。
でも、
爪の裏で撫でるだけで解消する場合もあるんですよ。
傷をつけて空気だしは、どうにもならないときの最終手段にしてくださいね。
柄入りのリメイクシートを使うときは、柄合わせが必要です。
余分な量が必要になります。
重なった部分は、本来、切り落としてきちんとしたいところですが、
リメイクシートは、切った後に縮むことがあります。
重ねたままの方が、仕上がりがいいことがあります。
その場合、重なる量を1cmくらいにしています。
なるべく空気が入らないよう、平行に貼れるよう、ゆっくり丁寧に作業してください。
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