ハロウィンといえば、かぼちゃやおばけモチーフ。カラーはオレンジ、黒、パープルを取り入れるのが定番です。今年のハロウィンデコレーションには、どういった特徴があるのでしょうか?
伊藤さん:
4年前からハロウィンに力を入れてウォールステッカーを作ってきていますが、毎年一番よく売れるのは、やっぱりスタンダードな黒やオレンジを使ったデザインです。パッと見てハロウィン!とわかり気分が盛り上がります。
小さなお子様がいる家庭には、こわすぎないキュートなおばけや魔女のステッカーも人気です。
今年に限って言えば、ピクサーの映画「リメンバー・ミー」がヒットしたためインテリア業界ではメキシカンテイストがブーム中。
ハロウィンも、スカル(がいこつ)モチーフや死者の日というお祭りの仮装をイメージしたものがトレンドですね。ショップでもメキシカンハロウィンのステッカーを新作として販売していますが、とても動きがいいです!
【写真】今年のトレンドがぎゅっと詰まった、カラフルで元気いっぱいの新作ステッカー・メキシカンハロウィン
関連記事 https://magazine.aruhi-corp.co.jp/0000-1282/
おうちをデコレーションする際、最も手軽なのがウォールステッカー。特に小さい子どもがいると、細かい飾り付けをすると誤飲の危険があったり、触ってしまったり、そもそも育児で手一杯になってきちんと飾り付けする時間も取れないことが多いものです。ステッカーなら壁に貼るだけなので簡単。では、どんなタイプを選べばよいのでしょうか?
伊藤さん:
ステッカーは大きいものを選ぶと迫力が出て、豪華に見えます。最近では子どもの写真を撮ってSNSにアップされる方が多いですが、私たちのショップのウォールステッカーのように大きめなデザインですと、フォトスタジオのような雰囲気に仕上がります。
お客さまからも「写真映えする!」という声がたくさん。デコレーションと子どもを一緒に撮りたいなら、子どもの背丈に合わせ、頭にかぶらないようにするのがコツ。ステッカーなら一度貼ってしまっても簡単に剥がせるので、やり直しがきくのもメリットのひとつです。
たくさんのステッカーをバランスよく貼るのは難しいと思うかもしれませんが、スクウェアのステッカーは貼り方見本図がついてくるので安心です。ちなみに、日本の住宅は白い壁がほとんどなので、白に映える色合いを意識して使ったり、白いモチーフがなじみすぎないように、ほんのりグレーにするなど工夫していますね。
【写真】子どもが手を伸ばした位置や、頭の上にステッカーを貼ると可愛い写真が撮れます
簡単・手軽なステッカー。何度でも貼りなおせることが魅力ですが、できれば一度で失敗なくきれいに貼りたいものです。何かコツはあるのでしょうか?
伊藤さん:
ステッカーを貼りたい部分をあらかじめきれいに整えておくことが大事です。乾いた布で拭き、油分やほこりを落とすひと手間で、見た目のきれいさがずいぶん違います。ステッカーも長持ちします。
あとは、ステッカーを台紙からゆっくり剥がして貼り付けるだけ。壁から剥がすときは、ドライヤーで熱風をあてると糊が柔らかくなり、ペロンと剥がすことができます。
【写真】手でも剥がせますが、剥がしにくい場合はドライヤーを使って
ステッカーだけでも十分おしゃれで豪華に見えますが、「もう少し手を加えたい!」という人には、小物を組み合わせるのがおすすめだそう。
伊藤さん:
ウォールステッカーは平面のデコレーションなので、小物を少し置くだけで立体的になり、おしゃれ度が高まります。ガーランドやLEDライト、ペーパーファンがおすすめですよ。ステッカーに使われている色を、小物でも使うとより統一感が高まります。
また、ステッカーを1箇所にすべて貼らずに家のいたるところに分散させて貼るのもおしゃれ。キッチンや子ども部屋などに少しずつ貼るなど臨機応変にデコレーションできるのがウォールステッカーの強みもあります。
【写真】バルーンは最も手軽にとり入れられそう。ヘリウムガス入りのものは価格が高めで手間もかかるため、手に持つタイプのバルーンをカップに入れたり、天井からひもを吊るしてみては?
関連記事 https://magazine.aruhi-corp.co.jp/0000-1255/
リビングや子ども部屋のウォールデコレーションは、イベントごとに入れ替えて季節を感じられる場所にするのもおすすめ。
伊藤さん:
ハロウィン以外にもクリスマス、お正月、桃の節句、端午の節句、花火など、季節のステッカーはたくさん用意しています。子どもといっしょにデコレーションして、季節の移り変わりを感じるのも素敵ですよ!
これまではハロウィンになじみがなかった…というご家庭も、今年はウォールデコレーションから始めてみてはいかがでしょうか。
【写真】2年前の発売開始から大人気の、高さ130cmのクリスマスツリーステッカー。「転倒の危険があって心配」と本物のツリーを飾れない赤ちゃん家庭こそ、ウォールステッカーの出番!
取材協力:ウォールステッカー専門店スクウェア
参照記事 https://magazine.aruhi-corp.co.jp/0000-1603/
佐藤望美 エディター・ライター・翻訳家
女性誌、ママファッション誌、育児誌などで活動するフリーエディター・ライター。得意分野は育児、トラベル、ファッション、ライフスタイル、食。トラベルは子連れ旅行専門トラベルライターとして情報サイト「FOOTABY!」を運営するかたわら、さまざまな媒体にルポを執筆中。自身にも5才&1才の子どもがおり、国内外の子連れ旅行はすでに30回以上。
https://www.footaby.com
コメント
全て既読にする
コメントがあるとここに表示されます