アンケートの結果、「通勤先に通いやすいエリア」と答えた人が最も多いことがわかりました。
【通勤先に通いやすいエリア】
・通勤に時間がかかると毎日通勤でしんどいばかりではなく、その分家族と一緒にいられる時間が減ってしまうからです。(30代/男性/会社員)
・職場が近いのと、異動(転勤)しても自宅からだいたい通える範囲に店舗があるため、また、都心にも近いので便利性で選びました。(40代/男性/会社員)
・転勤が多いので、どこにでも通えそうな場所を意識して選んだということから、通勤先に通いやすいエリアという選択肢になりました。(50代/女性/専業主婦)
・共働きで子どもを保育園に預けているので、互いの勤務地から逆算して同じくらいの通勤時間のエリアで探しました。(30代/女性/無職)
通勤の利便性を最重視した人が一番多いようです。職場までの往復に時間が掛かると疲労が溜まるだけでなく、家族団欒の機会も少なくなってしまいますよね。別の事業所や店舗への通勤を意識するなど、人事異動対策が必要なようすもうかがえます。自分たち夫婦の都合や治安のよさを重視した人からは、子育て面でもプラスになるなど思わぬメリットに満足したとの体験談がよせられました。このような事例もあり、家探しをするときは、一つの条件だけでなく総合的に判断を行い、いろいろな可能性を考えた上で決めることが大切ではないでしょうか。
アンケートの結果、「元々住んでいたことがある、住み慣れたエリア」に次いで「実家に行きやすいエリア」「子どもの学区のエリア」などの順となりました。
【元々住んでいたことがある、住み慣れたエリア】
・住み慣れた場所だし、知人も多く実家も近くそれ以外は考えなかったです。(40代/男性/会社員)
・土地勘があり、子供を通じてすでにネットワークができていたから。(30代/女性/パートアルバイト)
・古くからの友人が多く住んでおり、歳を取っても楽しく暮らせそうなので、住み慣れた街を選びました。幼い頃から住んでいたため、親しみがあります。自分が気に入っている街なので、子どもにも好きになってもらいたかったので選びました。(30代/女性/専業主婦)
【実家に行きやすいエリア】
・実家が近いと子どもの面倒を見てもらうこともできるし、両親に何かあったときにはすぐに駆け付けられるから。(30代/男性/会社員)
・実家に近い方が、何かあったとしても、お互い助けあえるからです。(20代/女性/専業主婦)
【子どもの学区のエリア】
・町内には大きな道路が多いので、渡らずに安全に歩いていける地区を選びました。(40代/女性/専業主婦)
・子ども達の事を考えると転校せずに通える場所で環境を変えずに生活できる場所で生活できるのが一番だと考えました。(40代/女性/専業主婦)
住み慣れている場所で住宅探しをすると、土地勘があるため日常生活への支障も少ないですよね。また、自分たちだけでなく子どもの友人も大切ではないでしょうか。実家が近いとお互いに助け合えるメリットが大きいようです。ダブルケア(育児と介護の同時進行)の可能性を考えると見逃せない条件かもしれません。子どもの学区内で物件探しをする場合は、登下校の安全を考慮しての絞り込みがポイントだとうかがえました。このように、優先する条件は個々の事情によって異なりますが、住み慣れた場所からは実家が近いなど、複数のメリットがあることもわかる結果となりました。実家だけでなく、自分たちが築いた人脈を大事にしたい想いも伝わってくるようですね。
その他アンケートはこちら https://magazine.aruhi-corp.co.jp/genre/189/
アンケートの結果、通勤に便利なエリアを選んだ人と土地勘があるエリアを選んだ人とが僅差だとわかりました。仕事と地域でのつながり、どちらを優先するのかは家族構成によっても異なるのかもしれません。親兄弟と助け合える距離や、子どもが安心して通学できる場所に住むことも不可欠のようです。住宅を購入すると安易な引越は難しくなるかもしれませんね。そのため、家族の成長や人数の増減などを見据えた上で、具体的に検討していくことがポイントではないでしょうか。もちろん、予算の都合もありますので、こちらに寄せられた体験談をヒントにしながら住宅を購入することをおすすめします。
■調査地域:全国
■調査対象:住宅購入経験者、年齢不問・男女
■調査期間:2016年11月11日~2016年12月22日
■有効回答数:100サンプル
参照記事 https://magazine.aruhi-corp.co.jp/00000583/
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